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四方を住宅に囲まれた敷地に建つ、夫婦+子供1人(将来的には2人)のための住宅。
設計に際して、南に面した住宅により、南からの日もあまり望めないため、東庭の手法を取り東からと南(部分的に平屋とし、南からの日も入る)の日を取り込めるコの字型の中庭のプラ ンとした。延床面積は26坪だが、居間とデッキをフラットで繋ぐことにより、より広さを感じられるように設計した。厳しい敷地であっても、外部との関係を大切にしたプラン。
アプローチは、家のシンボルツリー(ヤマモミジ)と低い平屋部分の屋根が優しく迎えてくれる
ような設計としている。
シンボルツリーと中庭の木々(シマトネリコ・オリーブ)の四季の変化を楽しめ、デッキが家族
の安らぎのある居心地の良い場所となることを期待している。
子供が生まれたことがきっかけに、手狭になったアパートから新築の計画を。
夫婦共働き。子供一人。将来的にもう一人を想定。(現在二人)
1階に居間。居間内に階段を配置。外部からの視線を気にせずにいられるように配慮。
台所から洗面室・浴室への動線。1・2階にトイレ。
四周を囲まれた敷地環境での、外部と内部との繋がり、隣接建物からの視線、採光、通風、周辺環境に対して主に考慮し設計しました。
駐車スペースを確保した上で、隣接建物との距離間を保てる東庭の手法としました。
南側の玄関部分を平屋として採光、通風を取り入れやすくし、南側隣家に対する圧迫感にも配慮しています。ヤマモミジを配す事により隣家に対しても寄与できたと思われます。全体的な建物高さも低く抑えることにより、四周全ての隣家に対しても圧迫感のないように配慮しました。
リビングから外部ウッドデッキをフラットにし、開口部を広く取ったことと、同時に、天井高を通常よりも低くした事により、外部へ開放感を感じることができています。
近隣建物に囲まれている為、近隣からの目線も考慮した設計をしていただいた事から、開放感を求めていた生活にも、何も支障がなく快適な生活が送れています。
リビング建具などサッシュではなく木製にしたことにより、空間全体が柔らかく感じられます。
収納やキッチン水周りなど生活に重要な箇所にも、プラン時の要望が実現されており、使いやすくなっています。
入居前より購入済みとなっていた家具などを活かせるように設計したことで、家具と内装イメージの調和が図れています。
棚や窓枠など木製を使用した事により、自然的な柔らかさを生活に感じられ、満足しています。
近隣からの目線を気遣う開口部付近には、植樹をすることで上手く対応しており、開口部を小さくせずに済み、バスルームから外への雰囲気にも満足しています。
家族団らんスペースとし、リビングを広く確保したことで、リビングメインで家族がくつろぐ事ができています。
理想としていた事が実現されています。
ウッドデッキでは、子供と遊べ、また友人とのコミュニケーションが取れる場として利用しています。
生活環境において、無機質なものや、消耗の少ない建具やサッシュが良いという意識が強かったが、木を主体とした空間には木製特有の味わいのような色味の変化や柔らかさ、優しさを強く感じています。
また、植樹を何箇所かに行ったことなど、木から感じる自然的な優しさ柔らかさ、味を日々感じることができています。
土地探しから相談にのり、密に打合せを重ね、動線計画や造作家具の細部まで一緒に設計を進めていきました。
じっくり話をして設計を進められたこと。
中庭とのつながりを居心地良く設計できたこと。
駐車スペースから建物正面を見る
玄関からアプローチ・外観を見る
玄関からリビング方向を見る。
中庭からダイニングキッチン・洗面室・浴室を見る。
中庭からリビングダイニングキッチンを見る。
キッチンからリビングダイニング・中庭、玄関方向を見る。
浴室から中庭、シマトネリコを望む。
洗面脱衣室から浴室を見る。中庭にも直接でることができる。
ダイニングからキッチン・水廻りスペースを見る。
リビングダイニングから中庭を見る。木製建具を開けるとより中庭との一体感が。
中庭での風景。
遠藤の家 夕景外観
中庭夕景