注文住宅

浜寺公園の家

エリア:

大阪府堺市

実施時期:

2010年12月

内容:

南海電鉄浜寺公園駅から徒歩8分ほどの北東角地に建つ木造2階建住宅です。
周辺には、この地域が開発された頃に建てられた、古い屋敷が点在しているものの、広い屋敷が取り壊され敷地分割されて、サイディング貼の新しい家が増えつつあります。昔の屋敷が持つ素材感とおおらかな外観を、新しいデザインで表現しようと考えました。大屋根と下屋とバルコニー、玄関横のタイルの垂直面と1階外壁の米杉羽目板貼の水平ラインで全体のボリュームをシンプルに構成することによりおおらかさを表現しました。
クライアントは薪ストーブのある広いLDKと家族全員で料理できるアイランドキッチンを要望されました。玄関側から一直線に並べたLDKは30帖の広さで、床は厚さ30mmの米松フローリングのワックスで仕上げにしています。2階ホールに通じる吹抜けとトップライト、そして珪藻土塗の白い壁と相まって広々とした空間になりました。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

荒川晃嗣

建築家 / @京都府

建築は単なる造形デザインではなく、関係性のデザインであると考えます。人間 との関係、環境との関係、社会との関係などさまざまな関係性を模索しながら、 ある方向性を見出すためのデザインです。関係性を模索するのに必要なのが、コ ミュニケーションであり、その集積の結果として、ひとつの造形物が建築される のだと考えます。そして、そのようなコミュニケーションの集積を行うための、 目や耳や口などを持つ人間を建築家というのでしょう。

荒川晃嗣

建築家 / @京都府

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