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設計、監理を担当
夫婦二人住まいの住宅。元々お住いのマンションを解体からフルリノベーションした。
老後を見据えて段差の無くし、趣味のダンスの練習が出来るよう広々としたワンルーム空間に作り変えた。
数年前に子供達が独立し二人暮らしになった夫婦の老後を見据えての改修計画である。
夫婦からの希望は、二人の趣味であるダンスの練習を家でしたいということであった。
水廻りの位置は改修以前の場所から移動せず、それ以外の部屋の間仕切りは解体して大きなワンルームへと作り直した。リビングと寝室との間にある軽い建具を開ければ広々とダンスの練習ができる。
元々あった床の段差を最小限に減らし、フラットに揃えると同時に防音材を施しダンスの練習をする際の騒音対策とした。床同様にバラバラだった天井レベルも2250mmと空間の重心を低く抑えた。
また、ワンルームとする事でマンション特有の採光・通風の悪さも解消した。
光を柔らかく通す障子で間仕切る事で空間に可変性をもたらしている。 photo:Satoshi Asakawa
障子を開けると大きなワンルームになり、ダンスの練習が出来る。 奥には扉を鏡張りにした収納が。 photo:Satoshi Asakawa
ダイニングまで続く大きなワンルーム photo:Satoshi Asakawa
二重窓とする事で断熱性能を上げる。窓枠にはロールスクリーンが仕込まれている。 photo:Satoshi Asakawa
施主が30年上使い続けたケヤキ無垢材のダイニングテーブル。 キッチンの壁は大判タイルとしている。 photo:Satoshi Asakawa
家族が使い続けた家具と照明。珪藻土の壁が柔らかく包む。 photo:Satoshi Asakawa
回遊性と通風採光を考慮したプランニング。 photo:Satoshi Asakawa
ワンルームの奥にある落ち着きのある寝室。リビングとは障子で間仕切りをすることが出来る。 photo:Satoshi Asakawa