注文住宅

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (正方形のリビングダイニング-1)

正方形のリビングダイニング-1

(撮影:平井広行)

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (正方形のリビングダイニング-2)

正方形のリビングダイニング-2

(撮影:平井広行)

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (リビングダイニングより書斎方向を見る)

リビングダイニングより書斎方向を見る

(撮影:平井広行)

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (白で統一された書斎)

白で統一された書斎

(撮影:平井広行)

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (白いキューブ型の外観-1)

白いキューブ型の外観-1

(撮影:平井広行)

『モンタージュ』プライバシーを守りながら開放感を保つ家 (白いキューブ型の外観-2)

白いキューブ型の外観-2

(撮影:平井広行)

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

用途

自宅

居住者

夫婦・カップル

所在地

埼玉県東松山市

70代の夫と50代の妻が暮らす平屋の木造住宅。来客が多いため、大勢が集える広間とプライバシーが確保できる寝室の他、夫婦それぞれの趣味室と客間2室を希望された。また庭から自由に出入りでき、庭でとれる野菜を洗える屋外スペースも求められた。

そもそも区画整理による開発地150坪を建て主が購入したのは、土地の半分を菜園とするためであった。区画整理事業は現在も継続中で、敷地周辺にはまばらに戸建住宅や木造アパートが建つばかりである。つまり、現時点で建築を定着するガイドとなる周辺環境が存在しない。しかし、敷地北側には4車線の高架道路が、東には3階建ての高齢者福祉施設が、道路を挟んで南には、マンションが計画されている。数年の間に周辺環境は一変し、外部に開放を求めるのが困難になることを想定する必要があった。

外観は、正方形の平面を立ち上げた箱を道路、隣家、菜園、物置とのバランスにいて配置するに留まる。 内部においては、天井高3.6mのこれもまた正方形の居間を、外側の正方形とは中心をずらして配置している。居間の周辺部には、他の居室と水まわり、半屋外的な中庭を風車状に計画する。居間と周辺部は引戸によってつながるが、壁をもたないため、居間から360°向こう側の空間へと視界が開いていく。
居間には壁がなく天井も高いことから閉塞感はないが、外部に対しては閉じた空間といえる。光は、外周部の諸空間の窓を通して入り、間接光として居間に注がれる。これは敷地周辺環境の変化を想定した解答であると同時に、外周部を光によって空間的厚みをもつ現象的境界として規定するものである。居間に立つとき、方位や前後といった感覚を無効としながら、隣接する空間に視覚的、空間的、現象的重合(モンタージュ)を意識する。

極めて図像的平面計画でありながら、視界は、意識は、常に外側へと流れていく感覚が、この建築の本質にある。

いい家!

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

手掛けた建築家

小泉一斉+千葉万由子

小泉一斉+千葉万由子

千葉県千葉市を拠点に活動する建築設計事務所です。 小泉一斉と千葉万由子のふたりが主宰しています。 住まいとは、住宅が建つ環境や住まい手の家族のあり方や構成、距離、生活の習慣などを総合的に考慮し、そこに住まう方にとっての最適なプランニング、プログラムを実現することにあります。 それは、画一的なLDKプランからジャンプした、住まい手のためだけの、住まい手を包摂する家でなくてはならないと考えます。

所在地

千葉県千葉市中央区新宿2-12-1 新宿レジデンス203

資料請求

専門家のことをもっと知るため、まずは資料請求してみましょう。作品集やカタログ、会社概要など、資料の内容については専門家にご確認ください。

こんな相談ができます(匿名)

住宅事例や対応エリア・金額感についての質問や、打ち合わせの日程や内見同行の相談など、匿名で問い合わせ可能です。

小泉一斉+千葉万由子さんのそのほかの住宅事例

もっと見る

この住宅事例に関連するキーワード

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る

小泉一斉+千葉万由子

建築家 / @千葉県