注文住宅

スキマノイエ

実施エリア:

東京都杉並区永福

実施時期:

2011年5月完成

延床面積:

77平米

内容:

水平、垂直方向にスリット窓を通し、内外を視覚的に繋ぐと共に、スリットから差し込む光で内部の空間を文節しました。あえてその形を在来木造で試みた事も大きな特徴だと思います。
 道行く人はスキマを通して反対側が見通せたり、移動する雲が見えたりします。また景色を眺める窓が無い都市型住宅地において、居場所を移動する度に瞬間的にその「スキマ」を横断することで、残像として潜在意識に記憶されていく言わば、サブリミナル的な新しい外部環境の感じ方の提案となりました。

新建築「住宅特集」、MY HOME+、Architizer、desineboom 掲載
テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」、テレビ東京「建物図鑑」放映
日本建築学会 作品選集2013選出

富永哲史

建築をつくるということ、それは機能を満たすだけのための箱をつくるということではなく、利用する人にとどまらない周辺環境や風景(シーン)をもつくりだすという重要な役割があります。自然の美しい風景に勝るものは何もないでしょう。しかし人がそこに存在する以上、必要な要素として建築も存在しなければなりません。だからこそ一つづつ大切に風景やシーンを可能な限り責任を持ってデザインしていきたいと思っています。そのシーンのもとで魅力的な様々なドラマが展開することを期待して。