マンションリフォーム・リノベーション

TM邸 和モダンを基調とした2世帯リノベーション

面積:

65㎡

費用:

1200万円

エリア:

東京都

実施時期:

2007

内容:

オフィスビルの最上階をオーナー住戸として2世帯でお住まいの住宅の一部の改装です。子世帯の家族が増えてこれから成長される未来に向けて、親世帯-子世帯の面積配分を変更しました。
古びてしまって狭い玄関を、2世帯で利用できる共通エリアとして大きく広々としてエントランスホールとして再生し、そこを共有部分としながらも、各世帯が独立性を保てるようにゾーニングし直しました。
インテリアイメージには、世代が違っても共通のデザインコードとなる和のテイストをモダンに取り込んでいます。
廊下に面した建具を「縦格子の壁」にみえるようにデザインしたり、浅い奥行きでも1輪差しが飾れる床の間のようなスペースを設けたり、左官による櫛引の壁仕上げをするなどして質感を含めて和の雰囲気をもったモダンなインテリア空間に仕上げています。
水回り、廊下、寝室も含めて床はタイル素材とし、温水床暖房を敷設することで冬場も輻射暖房による快適な環境を作り出します。
壁には、調湿、抗菌作用のあるホタテ貝を粉末にした塗り材を利用しています。

床の間をイメージした飾り棚や、櫛引の左官仕上げの壁、黒いタイル等でモダンな和のイメージをデザインしています。

壁のような大きな引き戸をあけると、洗面所、トイレ、浴室の水回りが現れます。開け放していれば、美しい水回り空間がインテリアの一部となり、閉めてしまえば脱衣や身支度などをする機能空間となります。

壁のような大きな引き戸をあけると、洗面所、トイレ、浴室の水回りが現れます。開け放していれば、美しい水回り空間がインテリアの一部となり、閉めてしまえば脱衣や身支度などをする機能空間となります。

洗面水回りのお向いには、縦格子を強調した引き戸建具が並びます。建具の内側は、掃除機などの収納エリアとなっており、タオルなどの引き出し等が入り、生活雑貨がここにすべて収納できるようになっています。

2世帯で利用する玄関は、たたき部分を広くとり、シューズクローゼットも壁一面に設けています。この写真の側は、親世帯側で、シューズクローゼット脇にベンチを設け、靴の脱ぎ履きが楽にできるように計画しています。

子ども室として利用予定の部屋。二人の娘さんが使えるように、入口もつくりつけの収納も2づつ設けています。

奥村理絵

時がたてばたつほどそのたたずまいが美しく、愛着がわくような家をつくることが理想だと思っています。家族構成によって可変するプランニングであったり、窓の大きさや位置を検討して季節によって変わる光の向きや風の質感をうまく取り入れることであったり、経年変化によってより味わい深くなる材料を取り入れることであったり。。長いスパンを見通して家を考えるお手伝いをいたします。一緒に魅力的な家づくりを目指しましょう!

この専門家のプロジェクト一覧