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設計、監理、土地・物件探し、その他を担当
神戸市須磨区、高倉台団地の一室をDIYを交えながらリノベーションしました。住みながらつくり続けたいというお客様の希望にあわせ、あえて未完成の状態にとどめ後から手を入れやすいように仕上げました。このつくり方によりコストを抑えると同時に、家族の変化に合わせて暮らしにフィットしたインテリアを手に入れることが可能となります。
緑が多く懐かしさが漂う団地に住みたいことが家作りのきっかけ。ご夫婦で家具と額縁の工房を持っており、自分で出来るところはDIYしたいとのご希望でした。
まるっきり作り変えるのではなく、団地のよいところを残しました。あわせてDIYしやすいところ、しにくいところを見極めてデザインを行いました。テイストはご夫婦が作る家具や額縁にあわせました。
自分と同じように団地を買ってリノベーションしたい人に向けて定期的にオープンハウスをしています。
リノベーションする団地探しから協力。竣工当時の雰囲気が残りかつ痛みが少なくまた水周りを改修しなくても使える部屋を探し出しました。設計は暮らし方に加えてDIYでのつくり方を考慮しながら進めました。工事時はDIYワークショップを企画し、団地のDIYに興味がある方々に参加してもらいました。工務店はDIYワークショップの経験があり、団地のリノベーションに慣れているフロッグハウスに依頼しました。
竣工後、遊びに行くとまるで実家に帰ったかのように居心地がよく、つい長居してしまいます。
和室とリビングの壁を撤去して家全体に広がりをもたせた
リビングの仕上げは全て施主によるDIY。床は最適な床に置くだけのフローリング。壁、天井は既存の壁紙の上に塗装で仕上げた。
既存の和室とダイニングキッチンの間の壁を撤去。天井の仕上げも撤去して天井高さを目一杯上げ広いダイニングに作り替えた。
ダイニングと和室の間の間仕切りを取ったことで家全体がゆったりとつながる。風がよく通るので初年度の夏はエアコンを使わなかったのだそう。
キッチンユニットは既存のものを改造して再利用。吊戸棚は既存を塗りなおして再利用。床は水に強く、温かみがあるコルクタイル張り。
既存のキッチンユニットの扉面材のみ取替えた。シンクや中の収納はそのまま再利用。
木目柄のプリント合板をDIYで白く塗りこめた。左手のガラス衝立は竣工当時のものをそのまま活かした。