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設計、監理を担当
おおらかでシンプルな空間を目指しながら、
無垢材の、素朴でインパクトの有る質感にこだわった住宅です。
階高は、筋交いが使用できる限界に近いH=3180として天井高さは約3m、
屋根は登梁を採用して気積の大きな内部空間としながらも、
地震力に対して2倍以上の壁量を確保しています。
シンプルな中にも質感を際立たせるため、家具や建具は敢えて赤いラワン材を使用。
また、外壁は施主様の大好きな、アジア大陸の赤い土をイメージした、
赤いガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きと白いラスモルタルリシンのコンビネーション。
建具や家具も赤味のある木材を使用し、和・洋・アジアが調和した空間となっています。
細部まで検討されているのは、空間デザインだけでなく、
建築の高い基本性能・耐震性能・断熱性能・設備のメンテナンス性など全てに渡ります。
外構は別途、外構事務所によって設計施工され、
個人邸でありながら、ベンチなど置かれ、近隣に開かれたオープンな作り。
今はまだ植栽も小さいですが、年月の経過と共に、
雑木林のようになることが目指されています。
ハウスメーカーや地場の工務店も回られたが、ピンとこなかったと伺っています。
施主の要望は
・天井が高い。
・掃除がしやすい。
・ゲストが泊まれるホテルのような水廻りがセットの1室が欲しい。
・おおらかで、素朴なものが合うデザイン。
概要を参照下さい。
レビューを頂きましたのでご紹介。
「主人とのご縁から大坪先生に依頼することになりました。
私たちがマイホームで実現したかったことは、
・シャワー、トイレ付きゲストルーム
(主人が外国人なので親戚が頻繁に来日するので)
・リビングの天井が高いこと
・経年変化が味わいになる家
でした。
この他にも要望は多数ありましたが、
限られた予算の中で、すべて実現することが出来ました。
最近、住み始めましたが無駄のない設計で
動線も良く、風通しもいいので、友人たちにも
『居心地が良くて、長居してしまう』と良く言われます。
先生が、試行錯誤して頂いたからこそ、こんなにも住み心地がいいのだと思います。シンプルでさりげないようで、実はとても考え抜かれている設計だと思います。」
通常の流れになります。
通常の進み方については下記を参照下さい。
http://www.otsubo-archi.com/consultation/index.html#03
施主の別注された雑木林風の庭と、
ラオスから取り寄せた家具などを置いてみると、
改めて良い家だなあと思いました。
家造りはやはり、設計者と施主のコラボレーション。
下記ブログ記事もご覧下さい。
http://otsubo-archi.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-fb72ac.html
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赤いガルバリウムの外壁。玄関ポーチ。
赤いガルバリウムの外壁。アプローチ。
赤いガルバリウムの外壁。玄関ポーチ。
赤いガルバリウムの外壁。白い外壁はラスモルタル,リシン吹き付け。南の庭から。
赤いガルバリウムの外壁。玄関ポーチ・右側は外部物置。外部物置の扉は米杉貼りとし板壁のように見せています。
赤いガルバリウムの外壁。玄関ポーチ・右側は外部物置。外部物置の扉は米杉貼りとし板壁のように見せています。
赤いガルバリウムの外壁。玄関ポーチ・右側は外部物置。外部物置の扉は米杉貼りとし板壁のように見せています。
玄関ポーチ
玄関のリビングへの引戸。木製建具には赤身のラワン材を使用し素材感を際立たせています。シンプルな白い壁と素材感の有るラワンのコンビネーションが印象的。FIXガラスは割れ防止のためポリカーボネート板を使用。
玄関のリビングへの引戸。開けるとリビングダイニングへ。
1F リビングダイニング。雑木林風の庭と一体となり、まるで森の別荘に居るよう。大開口のアルミサッシが木製建具に見えるよう、木製の方立を設けた。欄間は木製建具。
1F リビングダイニング。雑木林風の庭と一体となり、まるで森の別荘に居るよう。大開口のアルミサッシが木製建具に見えるよう、木製の方立を設けた。欄間は木製建具。
1F リビングダイニング。雑木林風の庭と一体となり、まるで森の別荘に居るよう。大開口のアルミサッシが木製建具に見えるよう、木製の方立を設けた。欄間は木製建具。
梁表しのリビングダイニング。天井高さは3m弱。大開口のサッシは無垢材の方立を取り付けることで木製建具のように見せている。カーテンボックスを空間のアクセントに濃色とています。
L字型のキッチン。夫婦でキッチンに入れるよう広めのスペース。
ダイニングからリビング方向を見る。梁表しのリビングダイニング。天井高さは3m弱。大開口のサッシは無垢材の方立を取り付けることで木製建具のように見せている。カーテンボックスを空間のアクセントに濃色とています。
ダイニングからリビング方向を見る。梁表しのリビングダイニング。天井高さは3m弱。大開口のサッシは無垢材の方立を取り付けることで木製建具のように見せている。カーテンボックスを空間のアクセントに濃色とています。
1F ゲストルーム。シャワー・トイレ・洗面付き。
1F ゲストルーム。シャワー・トイレ・洗面付き。
ゲストルームのシャワー室。平面的に制約の多いユニットではなく、広々と使えるようFRPのシャワー室を制作しました。
ゲストルームからキッチンへつながる裏動線。(表動線は玄関から)。来客時以外の平常時に多目的に使用できるよう、回遊性のある平面計画となっています。
ゲストルームからキッチンへつながる裏動線。(表動線は玄関から)。来客時以外の平常時に多目的に使用できるよう、回遊性のある平面計画となっています。
ゲストルームと玄関を結ぶ廊下。リビングへと続く扉が見えている。ラワンのドアが印象的。右は階段下収納。
玄関 リビングへの引戸。シンプルな白い壁と素材感の有るラワンのコンビネーションが印象的。
玄関。リビングへの引戸。
階段はリビングの引き戸を開けると現れます。暖房時などの熱効率を高めるために引き戸を設けています。無駄なく実用的な計画。
明るい階段室。2階には東の中央にテラスが設けられ、階段への採光にもなっています。1階部分の手摺りは木の雰囲気に合わせて木製とし、2階部分の手摺りは機能性を重視してスチール製としています。
天井が高く開放的な階段ホール。奥の部屋は書斎、気配が程よく伝わるよう、上部は光を透過させるツインカーボとしています。右の窓からはデッキテラスを介して、道路側の大きな桜の木が見えています。
天井が高く開放的な階段ホール。窓からはデッキテラスを介して、道路側の大きな桜の木が見えています。
天井が高く開放的な階段ホール。窓からはデッキテラスを介して、道路側の大きな桜の木が見えています。寝室+子供部屋の扉を開けると、南側のバルコニーが見えます。程よく仕切りながら、屋外空間に囲まれた開放的な計画になっています。
奥は子供部屋、手前は寝室。将来的に上部に見える耐風梁の下に壁や収納を設置して2部屋に仕切ることができる計画です。耐風梁上部にライティングダクトを仕込み、フレキシブルな変化に対応できる照明計画としています。また、それぞれの部屋の中央にペンダントライトが追加されます。右のバルコニーにはスチールと木製を組み合わせた手摺りが見えています。
手前は子供部屋、奥は寝室。将来的に上部に見える耐風梁の下に壁や収納を設置して2部屋に仕切ることができる計画です。耐風梁上部にライティングダクトを仕込み、フレキシブルな変化に対応できる照明計画としています。また、それぞれの部屋の中央にペンダントライトが追加されます。左のバルコニーにはスチールと木製を組み合わせた手摺りが見えています。
天井の高い開放的な階段ホール。1階のリビングの天井高さをできるだけ高くするため、2階レベルで1段分の段差を付けています
天井の高い開放的な階段ホール。1階のリビングの天井高さをできるだけ高くするため、2階レベルで1段分の段差を付けています。シンプルな白い空間に素材感の有るラワン材の扉が印象的。
天井が高く開放的な階段ホール。奥の部屋は書斎、気配が程よく伝わるよう、上部は光を透過させるツインカーボとしています。右の窓からはデッキテラスを介して、道路側の大きな桜の木が見えています。左は浴室を含めた水廻りとなっています。
書斎。北側にある部屋ですが、2階中央の東側に設けたテラスにより、とても明るい部屋になっています。左のスリット窓からは、程よく視線を絞りつつ、道路側の大きな桜の木が見えています。仕事の合間の息抜きが気持ちの良いデッキテラス。
書斎。北側にある部屋ですが、2階中央の東側に設けたテラスにより、とても明るい部屋になっています。正面のスリット窓からは、程よく視線を絞りつつ、道路側の大きな桜の木が見えています。右は仕事の合間の息抜きが気持ちの良いデッキテラス。照明はフレキシブルなデスク配置に対応できるよう、壁にライティングダクトを設置。部屋の中央にペンダント照明も設置されます。
書斎。北側にある部屋ですが、2階中央の東側に設けたテラスにより、とても明るい部屋になっています。正面のスリット窓からは、程よく視線を絞りつつ、道路側の大きな桜の木が見えています。右は仕事の合間の息抜きが気持ちの良いデッキテラス。
書斎から出られるデッキテラス。仕事の合間の息抜きが気持ちの良い。右は階段ホールの窓。
天井が高く開放的な書斎。気配が繋がるよう屋根形状に沿って欄間を設けています。右上はロフト(物置)、屋根形状を活かすためにできた空間なのですが、ちょっとした物置として。
天井が高く開放的な洗面脱衣室。スリット状の高窓から十分な光が入ります。洗面の前の棚は植物などと一緒に小鏡を置く使い方を提案。ちょっとした意外な使い方によって、面白いインテリアになるのではないかと感じています。
2階にある浴室、窓を開ければ北側の眺望を独り占めできます。2階に設置する場合は性能としてやはりユニットバスが安心です。他のインテリアに合わせて木彫のパネルとして統一感を持たせつつ、リラックスできる場所として明るい色調を選んでいます。
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