戸建てリノベーション

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両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house

手掛けた建築家

設計、監理を担当

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (道路側外観)

道路側外観

道路からの視線を遮る目隠し板がアクセントの外観

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ソト土間)

ソト土間

道路側にソト土間2.6坪を最小限増築。そこはこの家の入口でもあり、ご主人の喫煙場所も兼ねながら、道路側からの光と風を室内の奥までたっぷりと取り込む屋外空間。目隠し板により交通量の多い道路側からの視線を遮りプライバシーを確保しながら、その奥のウチ土間とも繋がり室内空間までも開放的にしてくれます。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ウチ土間)

ウチ土間

屋外と繋がる土間リビングです。お母様が営んでいた美容室部分は外部の喧騒を遮断した土間リビングに生まれ変わりました。大きな建具を開け放つとソトと繋がる開放的なくつろぎの場所です。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ダイニングスペース)

ダイニングスペース

2階の一部屋を撤去し吹き抜けとすることで南側上部から光と風を、屋根にトップライトを設けることで北側からの自然光を、それぞれ1階まで招き入れました。この吹き抜けは2階のプライベートスペースとも繋がることで家全体を一つの空間にし家族の気配を伝えます。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (吹き抜けのあるダイニング)

吹き抜けのあるダイニング

2階の一部屋を撤去し吹き抜けとすることで南側上部から光と風を、屋根にトップライトを設けることで北側からの自然光を、それぞれ1階まで招き入れました。この吹き抜けは2階のプライベートスペースとも繋がることで家全体を一つの空間にし家族の気配を伝えます。陽が当たらず寒い住まいは、明るく開放的な住まいに生まれ変わりました。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ダイニング・キッチン)

ダイニング・キッチン

この家の中心にあるキッチンはお子さんの様子も一目瞭然です。吹き抜けからは家族の気配も伝わってきます。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (吹き抜けからの見下ろし)

吹き抜けからの見下ろし

奥のウチ土間とダイニングの見下ろし風景

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (吹き抜けに面したベッドルーム)

吹き抜けに面したベッドルーム

吹き抜けに面した小窓の向こうがベッドルーム

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (新旧の太鼓梁の競演)

新旧の太鼓梁の競演

小屋裏に隠れていた既存の梁と新規に取り付けた梁が競演。 北側にはトップライトを設け優しい自然光をたっぷり取り入れている。

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ワークスペース・吹き抜け)

ワークスペース・吹き抜け

両親が建てた家をリノベして住み継ぐ|Sumire house (ワークスペース)

ワークスペース

吹き抜けに面した2階ワークスペース。勉強したりお絵描きしたり親子共有で使える場所。吹き抜けによって1階との距離感は感じず一声かければすぐに返事が返ってくる。キッチンにいても2階の気配が感じられるので安心。

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手掛けた建築家

設計、監理を担当

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

群馬県太田市

費用

設計・施工:2000万円(設計監理費は別途)

延床面積

114㎡

施工面積

114㎡

改修規模

フルリノベーション (和室だけ当時のまま残しその他をすべてリノベーション+ソト土間を増築)

階数

2階建て

間取り

4LDK以上 → 3LDK

築年数

17年

完成時期

2018年07月

間取り

リノベーション前

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

亡き両親が建てた2001年築の在来木造2階建て住宅。
クライアントからの要望は、陽当たりが悪く冬寒い・階段が上がりにくい・タバコが吸える場所の確保…などなど。基本的には建築当時のこの家の存在を極力消さずに新たに住み継ぐという考え方で双方の意見が一致し設計作業が始まりました。
東の道路側にソト土間2.6坪を最小限増築。そこはこの家の入口でもあり、ご主人の喫煙場所も兼ねながら、道路側からの光と風を室内の奥までたっぷりと取り込む屋外空間。目隠し板により道路側からの視線を遮りプライバシーを確保しながら、その奥のウチ土間とも繋がり室内空間までも開放的にしてくれます。
2階の一部屋を撤去し吹き抜けとすることで南側上部から光と風を、屋根にトップライトを設けることで北側からの自然光を、それぞれ1階まで招き入れました。この吹き抜けは2階のプライベートスペースとも繋がることで家全体を一つの空間にし家族の気配を伝えます。陽が当たらず寒い住まいは、明るく開放的な住まいに生まれ変わりました。
1階の和室は当時のままの状態で残すことでこの家の大切な記憶となっています。その他の内装仕上げは、既存のフラット天井を撤去することで建築当時の杉板張りの屋根裏を見せながら高さを確保し空間を更に豊かにしています。古い天井裏からは当時の大工さんの手仕事の跡や太鼓梁が現れました。吹き抜けにバランスよく並んだ2本の太鼓梁はまさに新旧の競演。柱の欠き込み跡は壁があったことの証としてそのまま残します。壁材は針葉樹合板で強度を補いつつそのまま化粧をせずに見せています。経年変化した建築当時の天井材と、無塗装の新しい壁材の今後の経年変化を楽しみながら暮らす。新旧の素材を感じることで、今までの記憶とこれからの未来が融合し家族を優しく包み込む家です。

家づくりのきっかけ・施主の要望

クライアントからの要望は、陽当たりが悪く冬寒い・階段が上がりにくい・タバコが吸える場所の確保…などなど。基本的には建築当時のこの家の存在を極力消さずに新たに住み継ぐという考え方で双方の意見が一致し設計作業が始まりました。

この事例の見どころや工夫したところ

2階の一部屋を撤去し吹き抜けとすることで南側上部から光と風を、屋根にトップライトを設けることで北側からの自然光を、それぞれ1階まで招き入れました。この吹き抜けは2階のプライベートスペースとも繋がることで家全体を一つの空間にし家族の気配を伝えます。陽が当たらず寒い住まいは、明るく開放的な住まいに生まれ変わりました。

施主の感想

明るく開放的な住まいに変化し生活も一変したようです。ソト土間はご主人はもとより、BBQにも使ったり家族にも大変喜んでいただいてます。

事例の進み方

毎週のように打ち合わせをしました。硬い打ち合わせでは疲れてしまうのでざっくばらんにいろいろなことを双方で話し合いました。なるべく多く打ち合わせすることは意思疎通の一番大切なことです。もちろん楽しみながら。そうすることでベストなものが生まれます。

印象に残っていること

打ち合わせする中で椅子や照明の話が何度も出ました。どんな椅子にしようか?どんなでデザインがいいのか?などなど。そのうちにご主人は工事前から事前に準備を始め、引っ越しの時にはいくつものかっこいい椅子たちが並びました。こういう話も大切ですねぇ。家具などのインテリアについても常に一緒に考えています。

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

群馬県館林市堀工町963-5

主な対応エリア

茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 福島県

関東圏以外でも全国対応いたします。その場合は別途交通費が必要になります。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,400〜3,750万円

60平米 フルリノベ

1,500〜2,400万円

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