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築浅のマンションリフォームです.
まだ新しかったこともあり,クロス及び傷が目立ったフローリングとカーペットの張替以外,建築にはほとんど手を入れませんでしたが,製作・既製の家具を取り混ぜてあるべき場所にレイアウトし,電気器具を適正に配置することで,「いらないもの」が見えない,常に美しく落ち着いた住空間が実現しました.
リビングと連続する左官壁が印象的な玄関でした. その印象を強調するため,ベンチ高の,リビングまで連続するボードを造り付けで作り,玄関回りにおいておきたい小物の収納とテレビボードを一体的にまとめています.
明るい緑のソファが華やかな印象のリビングです. もともと収納的な造作が何もない部屋だったので,玄関と連続するテレビボードの他,書斎テーブル・リビングとダイニングをゆるやかにしきるカウンターなどを配置し,そこに壁掛の小棚を作ることで,ちょっとした飾りものや家族で共有したい書類などがぴったり納まっています.
玄関と連続するテレビボード. テレビ回りの機器やDVD,CD,本などがしっかり納まりつつ,背が低いので部屋を圧迫しません.
クローズだったキッチンを,大きな引戸でダイニングに対して開放できるようにして,対面カウンターを取り付け,また行き止まりだったダイニングから,寝室エリアにつながる引戸をつけて,全体に回遊性を作りました. 通常よりも奥行きの大きい,大勢で集まれるダイニングテーブルが特色です.
個室を改造しての書斎です. デスクと一体のデザインで本棚と収納を造り付けました. 重厚で落ち着いた,ご主人の秘密基地です.