注文住宅

シラハマノヒラヤ

実施エリア:

和歌山県白浜町

実施時期:

2013年

延床面積:

101平米

築年数:

1年

内容:

敷地は白浜の山頂にある空港から海へと下りる中腹にあり東西北と山に囲まれ南側に海が広がる高台にある。
現地へ行くと海も美しかったが何より敷地を囲む山の稜線が美しく感じられ、その稜線に沿うように低いボリュームを配置できないかと考えた。
敷地へのアプローチは山頂の空港から林を抜けて下りる道に接していて、大きくカーブを描いたところが唯一の接道で、この敷地の小さな入り口になっている。
接道部分からは南側の海へと扇状に敷地が広がっており、現地を海へと歩くと独特の高揚感があった。この山側から海側への軸線が生む関係性から低い住居ボリュームを接道部分から十分な距離に配置し、一歩一歩それへ近づくと共に、その向こうにある青空と海への高揚感が増してくるのではないかと考え配置を決定した。
階構成は上記ボリューム検討より平屋とし、断面は山から海への軸線上に屋根を緩やかな屋根を設ける事とした。
平面構成は東西に17mの凸型ワンルームをつくりそこに扉を入れ込み空間を構成、滞在時間に合わせて用途を南北にずらし住居を形作っていった。そして陽射しのコントロールも含めて南側に濡れ縁と深い軒を設けると外部に17mの海風を感じるフレームが生まれた。
山から海への南北の軸線と東西に延びる海風のフレームがこの住居に彩を与えてくれる。シラハマノヒラヤの建主がこの住居で暮らし続ける月日と共に少しづつ歳を重ねながら。

ロケーションと平屋

建主の夫婦が用意した敷地は東西北と山に囲まれ南側に海が広がる白浜の高台でした。

玄関

エントランスの扉を開けると海が広がるリビングへ

リビングダイニング

外には少し腰を掛けることが出来る濡れ縁

リビング

室内はワンルーム空間

軒の出と濡れ縁のフレーム

南側には庇を兼ね備えた白いフレームを設け季節による日照を考慮