二世帯住宅

大徳寺の家

面積:

197㎡

エリア:

京都府京都市

内容:

この建物は、敷地形状が、間口約 10m、奥行き30mで、施主である若夫婦と、ご両親が共に暮らす二世帯住宅です。若夫婦の生活空間は、1階南側の食堂と2階の居間、寝室で、1階北側の居間、食堂と寝室がご両親の生活空間です。
 外観的な特徴は、西側敷地境界に沿って建っている6階建てマンションからの視覚的プライバシーを確保するために、西面を閉じて、東面に開放された形になっています。  平面的には、南北に長い敷地形状に合わせて配置されたふたつの立方体をずらすことで生まれる、中庭とテラス部分によって、内部空間が、外部空間(中庭、テラス) と有機的に連結して プライバシーを確保しつつも完全に独立した二世帯住宅ではなく、 内外の境界があいまいで、人の気配を感じとることができる空間になっています。
 さらに、全ての部屋は、壁で閉じられた中庭に面していて、終日空を見ながら、豊かな自然と共生できます。

この住宅事例を手掛けた建築家

田中豊次

建築家 / @京都府

住まいは、生活する人が生きているという実感を日々感じ取ることができる器でありたいです。その器の中で、物質的な豊かさより精神的な快適性を得るほうが、より楽しく豊かに住まうことができます。ひとつの方法論として、住まいの中に自然を取り込むことで、自然の恵みである光、影、風、雨等の自然の繊細で神秘的な美しさと共に暮すことができ、時と季節の感じとれる豊かな空間が必要だと考えています。 そういった空間を私は絶えず追求しております。