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外で忙しいだけに、家ではゆったり過ごしたいもの。でも、家に帰ってから夫婦や家族がしたいことはいつも一緒とは限りません。
Sさんご夫妻はバリバリ働いていらっしゃるワーキング夫婦。2人とも年に半分から3分の1は海外出張などに行かれています。
家にいられる夜は、奥さまは趣味の手芸、ご主人はテレビでサッカー観戦をすることが多いといいます。そこで、リノベーションのテーマは、いかにそれぞれのプライバシーを確保しながら、つながりを絶やさないかということでした。
まず考えたのはガラスの引き戸です。リビングとダイニングの間に設置し、「見えない仕切り」をつくることにしました。またSさんご夫妻が選ばれたガラスの引き戸を5枚使用しています。
5枚すべてを引けば、リビングとダイニングが完全に仕切られます。シーンによっては、片側だけ閉じたり、中間だけ閉じたりと、調節することもできます。ガラス戸を1枚隔てるだけで、生活のモードがはっきり切り替わるんです。
でも、向こう側が見えるので、相手を感じることもできる。ガラス戸を使うと、つながっているために仕切ることが可能なんですね。いわば、夫婦それぞれの生活を重ね合わせた部屋です。
レイヤーを重ね合わせるような設計イメージだったので、ダイニングの壁は芥子(からし)色にペイントしました。白いままだとのっぺりした印象になってしますが、色を使うことによって奥行きが出ます。
リビングのフローリングとキッチンのパーケットが印象的ですが、全体の間取りはあくまでオーソドックス。将来的には賃貸に出すことを視野にいれているので、収納もあちこちに作りました。打ち合わせでは、たとえアイデアが飛躍しそうになっても、最終的には「汎用(はんよう)性があるかどうか」という基準に戻り、今の形に落ち着きました。
将来を見据えながら、今の生活に必要なことをうまく取り入れたリノベーションです。
対応業務
注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)
所在地
東京都中央区築地4-5-9 築地安田第2ビル4階
主な対応エリア
埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県
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