注文住宅

船橋・猫と暮らす家

実施エリア:

千葉県船橋市

内容:

古い住宅地に、若い夫婦が住むことにしました。近所の人たちの応対を見て、その敷地に決めたとのこと。
まずは古い住宅に住みながら、近所との友好な関係をつくっておりました。 「前の住人に教わりながら、敷地の中に小さな畑をつくりたい。だから高い塀なんかはないほうが良いです。」と。
近所の人たちからも、きっとこの若い家族たちは 歓迎されてることでしょう。この古い住宅地に来た友好的なパワー。夫婦ともども今は忙しく働いていて、週末にのんびりできる家。そして家族である猫が日中楽しい家であってほしい。よおーし。朗らかに頑張ってる働き者達に、早く帰って来たくなるような住宅をつくります!
長い長い出入り口上り框。並んで靴が履けたり、さようならが出来ます。階段の下にまず自転車が二台入ります。出勤の大事な足です。ここは出入り口で、廊下でホールで通路で、そして階段の吹き抜け部は洗濯場です。木製階段はスケルトンなので、軽やか。こんな風にひとつの空間を色んな使い方をすると、面積が有効活用できて、さらにのびやかなプランになります。
一階がプライヴェートな個室群。二階はパブリックな場所です。食べたりくつろいだり、ごろごろしたり。ウィークディが非常に忙しい働く夫婦は、休みの日にゆったりと過ごす時間と場所が非常に大事です。畑を手入れしたり、ゴロゴロTVを見たり、ゲームしたり、美味しいものをつくって食べたり。二階のデッキテラスの手摺が目隠しになって、全開放した窓からは誰にも見られません。
御主人専用の大型モニターのあるPCスペースと、くつろぐ場所もなんとなく繋がってます。置き畳でゴロゴロしながら、 梁の上の猫が行ったり来たりしている様子を見るのは休みの至福の時間。
畑を耕すのが、住宅をつくるときのひとつの御要望でした。畑は寝室に付属させて、のんびり休みながら出来るような計画にしました。塀にもたれかかって、隣の人にご教示をもらったり、通ってく人と挨拶をしたり。そんな関係の出来る外とのつながりです。色んな作物が少しづつ植わっていました。たくさん失敗もしながら、一歩一歩自分のやりかたを覚えているようです。
道具や肥料を入れる納戸も用意してあります。土を触りながら自浄する休日。月曜からのエネルギーチャージの時間です。
使える住宅をつくりたいといつも思っています。自分自身が生活者であるという観点と、働きながら暮らすという観点から。そんな生活の重要な要素のひとつは「洗濯環境」。干したまま出かけられて、片付けるのが楽ちんであること。ここは光あふれる階段室の吹き抜け部分を有効に使っています。換気扇を設置して不在時も対応してます。窓を開ければ風も抜ける。
出入り口を入ると「ふわっ」と洗濯の香りがする家になっています。そして見上げないと洗濯ものは誰にも見えない。

くつろぎの空間

奥がPCスペース。その手前にキッチンとくつろぐ場。

開放的なリビング

くつろぐ場所からデッキテラス。デッキテラスの手摺が目隠しになってます。 デッキテラスがあることでさらに部屋が広がってます 。

キャットウォークのあるダイニングキッチン

キッチンとコージーコーナーの食べる場。梁の上は家族が歩いております。音楽や会話が無くても幸せな景色。

階段と吹き抜け

吹き抜け上部は日常の洗濯干し場。換気扇も設置されて洗濯と猫の匂いを排気します。

広々とした玄関土間

階段を組みこんだ出入り口。横に縦にのびやか。猫が覗いたり登ったりする場所をいくつも仕掛けてあります。一階の各室はここに通じていて風の道にもなっています。

猫が迎えてくれる玄関

扉の下にガラスを入れてマルちゃんが待ってます。 おかえり。

玄関

テラスの下が出入り口。ポストや納戸の裏が畑。

外観

南道路の敷地。周囲との関係を考慮して前に前に出ないように。建物前は駐車場とアプローチ。右、勝手口奥が畑です。二階が居間ですがテラスがあってそれが目隠しに。