戸建リノベーション・リフォーム

猫と暮らす!都心のリノベーション狭小住宅

写真の説明を固定表示

(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)

いい家!
2

この家がいいと思ったらクリック!

関わり方

設計

用途

自宅

居住者

家族(子供2人以上)

所在地

東京都北区

敷地面積

35㎡

延床面積

60㎡

施工面積

60㎡

改修規模

フルリノベーション・リフォーム (スケルトン・リノベーション)

階数

3階建て

間取り

4K → 3LDK

築年数

60年

期間

設計:4ヶ月 、施工:4ヶ月

完成時期

2017年07月

築60年?お父様から、引き継いだ都心の狭小住宅。

家族の一員でも有る、猫ちゃんとの暮らしを大切にしているご家族が実現した、猫とともに住む家の完成までのストーリーです。



猫が快適な家は、実は人間も快適!



家の中に1番長い時間いるのは誰でしょうか?

お母さん?息子?おじいちゃん?

いえいえ、実は1番長い時間、家にいるのは家族の一員である猫ちゃんです。

ねこを飼っているお家では、ほとんど猫を外に出す事は有りません。

特に都心では、半外飼いのねこは今少なくなっています。

猫はストレスが溜まると粗相をしたり暴れたり、てきめんに行動に現れます。

ストレスをもたらすのは、何でしょうか?

環境です。

暗く、せせこましく、窮屈な環境は猫のストレスになるんです。

実際このお宅の猫ちゃんも、工事中の仮住まいでは、ストレスが溜まり粗相をよくしていました。



あれ?これ人間も同じでは?

明るくおおらかで、開放感のある家だと、人は快適に住めますよね!

猫も人間も根本的な所では同じです。



ところが、都心の狭小住宅は、暗く、狭く、圧迫感のある家になりがちです。

このお宅では、明るさ開放感を求めながら、そのための工夫が、猫の行動特性にもぴったりあった家を実現しました。

猫は高いところが好き!



どうしてでしょうか?

猫は高いところが好きです。

アニメなんかでも家の塀の上を歩く猫の姿が良く描かれています。

こちらのお宅の猫ちゃんも、高いところが好き。

普段は棚の上にいたかと思えば、棚からポンとジャンプして人の肩に乗って来たり自由気ままに行動をしていました。

設計の打ち合わせで、何度も伺っている私にもすぐ懐き、いきなり肩の上に乗られて、焦った事もあります。

奥様、旦那様いわく、自分の方が偉いと思いたいから、上の方にいるのよ!との解説。

また、自由奔放な猫は、ひとつの部屋だけにいるわけでは無く、階段を登り降りし、色々な部屋を楽しげに行き交い、かっ歩しています。



人とは違う猫の歩く道



高いところが好きで、棚の上にいたり、テーブルの下に隠れていたり、自由気ままに家の中を移動する猫ちゃん。

人とは、歩いている場所も位置も異なります。

猫のための動く場をつくってあげたい。

ところが、狭小住宅はスペースが限れています。

猫のためだけの場所をつくり、いかにもキャットウォークよというつくりでは、無駄が多い。

そこで、2つの工夫をしました。

ひとつは、作り付けの本棚に、猫が上がって歩く隠れたキャットウォークを仕込みました。

猫が駆け上がる足場の板は、猫ちゃんが使わない時は、旦那様のコーヒーカップ置き場になり、携帯の充電場所にもなり、違和感無く部屋に溶け込んでいます。

スケルトン階段は、明るい家と猫の歩く道を、同時に実現したたったひとつの方法



もう一つの工夫は、明るい家にする工夫一体になった方法です。

猫ちゃんは、自由気ままに階段を上り降りして家の中での生活を楽しんでいました。

外に出ない家ねこは、上下に行動範囲が広がる事で、運動になり活動的なり、日々生活を楽しんでいます。

行動範囲と場所を広げてあげることで、猫の自由な生活が生まれます。

階段を普通の階段にすると、人が上り降りする場所と同じ場所猫が上り降りするだけで、行くルート帰るルートが一方通行で、気ままな行動が出来ません。

そこで、階段の蹴込板を無くした、スケルトン階段にする事で、人では通れ無い、猫だけ道を作りだしました。

階段の蹴込板が無い為に、ねこはまず窓枠に乗り、そこから階段の裏側から階段の踏み板に飛び乗る動きが出来ます。

降りて来る時も同様に、人の通るルートを通って階段を降りて来る時もあれば、ショートカットして、スケルトンにした階段の隙間から、階段の裏に抜ける道を通って降りる時も有ります。

階段をキャットタワーの様に、遊んでいるのよと、完成後お伺いした時に奥様お話を聞いたところ、喜んでくれました。



このスケルトン階段、猫の道を作るだけででは有りません。

蹴込板の無いスケルトンな階段ですから、光が反射して隙間を通り一階まで降りて来ます。

特に、このお宅では、階段の最上部の天井に、天窓つけましたから、階段自体が光の筒の様な、採光装置になり、1階まで明るい光が降りて来ます。

暗くなりがちな都心の狭小住宅では、必須の工夫かもしれません。

圧迫感も無くなりました。

明るく快適な、人のための階段にもなりました。

猫の家らしさは、見かけない



このお宅では、猫の通る扉など、如何にも猫の家という設備はあえてしていません。

人と猫が一緒に、快適に生活するにはどうしたら良いか?

考えた結果が、どちらにも心地よい場所を作りだす事だったからです。

もちろん、玄関から外に飛び出さない、引き戸などもつけていますが、猫の飛び出し防止ではだけでは無く、玄関と生活空間の柔らかい仕切りとして機能しています。

猫が快適な家は、人間も快適。

人が快適な家は、猫ちゃん快適。

実現出来ました。



リノベーション工事中、ご家族は近くの貸家に仮住まいしていましたが、猫ちゃんが、仮住まいに馴染まず、粗相をして大変でした。

リノベーション工事中完成後、新しくなった家戻って来ると、その日の内に、家に馴染みこの家は私の家と、我が物顏で生活しています。

元の家だから匂いとか馴染みがあったのかな?

いや、スケルトン・リフォームで間取りも変え、新しい建材で匂いも変わっているはず。。。

居心地良い、工夫のおかげかな。

いい家!
2

この家がいいと思ったらクリック!

この事例のコンセプト

手掛けた建築家

小木野貴光 | 小木野仁美

小木野貴光 | 小木野仁美

住む方に寄り添う設計、光と風をとりこみ、家と場所に魅力を!

所在地

東京都北区赤羽台1-5-7-113

資料請求

専門家のことをもっと知るため、まずは資料請求してみましょう。作品集やカタログ、会社概要など、資料の内容については専門家にご確認ください。

こんな相談ができます(匿名)

住宅事例や対応エリア・金額感についての質問や、打ち合わせの日程や内見同行の相談など、匿名で問い合わせ可能です。

小木野貴光 | 小木野仁美さんのそのほかの住宅事例

もっと見る

この住宅事例を見ている人におすすめ

もっと見る