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設計、監理を担当
トーンアンドマナーとは広告など広く使われる、デザインのコードを統一することで様々に展開されるメディアのイメージを統一するために使われる言葉です。住宅においては建物や内装の完成後、ユーザーである住まい手自身が場のあり方を決定していく作り手となるが、トーンアンドマナーのような手法を用いることで、 完成を境に建築とインテリアが断絶することなく、モノの現れる風景を作り続けていけるのではないかと考えました。壁や建具、造作家具などを、白、ライトグレー、ダークグレー、黒とトーンを決めるとともにその隣接するトーンに関連しながら連歌のように展開し、持ち込みの家電や、家具、収納ボックスのようなものまで、その連歌を延長し、隣接する壁や造作家具からそのコードを継承していくことで、建築を使う人がその風景を創出の参加者として共通認識を継続して持ち続けることができる空間を目指しました。