二世帯住宅

『距離をつなぐイエ』〜2つの庭で家族の距離をつなぐ二世帯住宅〜

面積:

348㎡

エリア:

山形県鶴岡市

内容:

鶴岡市の新興住宅街に二世帯住宅として計画された距離をつなぐイエ。敷地南東と建物中心に2つの中庭を創り、全ての内部空間を2つの庭に面して配置。敷地外部には閉ざし、敷地内部には開いた空間構成としている。
親世帯の居住ゾーンは1階南側、子世帯の居住ゾーンは2階北側にまとめることにより、平面的・断面的にも対峙した位置に居住ゾーンを配置した。共用ゾーンは1階北側に配置し、上階の子世帯の音も直接親世帯の居住ゾーンに響かず、お互い快適な住環境を確立することが可能となった。
2つの中庭は、3つの居住ゾーン(親世帯、子世帯、共用)に気持ちのいい自然採光と通風をもたらし、お互いの存在を付かず離れずの距離で把握できる空間となっている。これらの中庭は、世代間の距離、内部と外部の距離、内部と内部の距離、視線間の距離、音の距離等々、この二世帯住宅の全ての距離を心地よくつなぐバッファーゾーン(緩衝地帯)となっている。

碇谷規幸

設計は規模の大小ではなく、いかにクライアントの要望を汲み取り、設計者として住宅に生命を吹き込むことができるかだと思います。人の顔がそれぞれ違うように、人の住み方、ライフスタイルも人それぞれです。常にクライアントの立場に立ち、それぞれの身の丈にあった個性的な、ひとつしか無い住宅を実現します。