マンションリフォーム・リノベーション

「囲みの層」 -大津のリノベーション-

築年数:

26年

リノベりす掲載:

あり リノベりす掲載リノベーション事例「「囲みの層」 -大津のリノベーション-」

内容:

築26年(リノベーション完成時)のマンションの一住戸を改修する計画です。約71㎡3LDKの間取りを路地のような土間空間が特徴的な住まいにリノベーションしました。
外壁から離れた位置にラワン合板の壁を建て、土間空間と合板の壁で空間を大きく囲い取りました。その上で囲い取った空間の内側を合板の壁で細かく分割していき、幾つかの場を設定しました。それぞれの場が層状に重なることで空間の連続性が生まれると同時にそれぞれの場に距離をつくり出し、非連続的でもあることを意図しました。
このように考えたのはマンションの専有部という限られた内部空間を住まい方に応じて自由に拡張したり縮小できる方法を模索した結果です。今回新たに間仕切壁を極限まで薄くつくることを試みました。壁を薄くすることで空間の特徴である層状に場が重なることを印象づけると同時に無駄なスペースを排除し居住空間を広げることに成功しました。クライアントの要望を満たすことはもちろんですが、建築的な試みと居住性のバランスがうまく両立した住まいが完成しました。

■用  途:専用住宅
■家族構成:夫婦、子供一人
■専有面積:70.67㎡
■竣 工 年 :1989年(新築時)
■構造規模:RC造7階建ての3階
■設計期間:4.0ケ月
■工事期間:3.0ケ月
■施工会社:キョーワ・テクノ
■写  真:石田 篤(IPS.inc)

寝室からダイニング方向を見る

扉を開けると空間が連続する。
写真:石田 篤(IPS.inc)

色々な要素が層状に重なる寝室

右の合板の壁の裏は玄関土間。
写真:石田 篤(IPS.inc)

リビングから土間空間を見る

左手の障子は既存を利用している。
写真:石田 篤(IPS.inc)

玄関土間

左側の窪んだ部分が玄関扉。
写真:石田 篤(IPS.inc)

玄関土間

左手の合板の壁の裏は寝室。
写真:石田 篤(IPS.inc)