注文住宅

大谷口の省エネ高性能住宅/MATさんのスキップフロアー住宅

面積:

108㎡

費用:

3500万円

築年数:

2017年

エリア:

埼玉県さいたま市

内容:

紹介でご縁が繋がった建て主のMATさんのご家族。ハウスメーカー数社にも回られていたのですが、予算的なことも含め、後々住んでも得をする提案をしていた私達にご依頼くださいました。設備機械に頼らない光熱費を抑える性能を目標としています。完成後、MATさんからは以前お住まいになっていたマンションの同月の光熱費との比較されたご報告が届いています。2月の電気代は15,490円が4,891円に。約70パーセント減です。

ダイニングは写真右手にあって、一般的なオープンキッチンのような繋がりではありません。公園を眺めるように開いたオープンキッチンです。奥には洗濯室へと続きます。機能的で楽しいキッチンスペースにいつもしたいものです。

敷地は南北の方位に対して、45度傾いた四角形。南側となる角からの姿です。
冬の日差しと、夏の日差し避けの工夫が施された形が解るところです。

中二階の玄関へと至る屋外階段

丁字路の突き当りにある敷地。中二階に玄関を設定したスキップフロアー型の住宅です。

中二階の玄関の下は一階の個室度同士をつなぐ納戸を設定。一階の階段まわりは廊下より少し広く・・・。壁の角は丸面で優しい表情でプライベートな階をまとめています。

床のフローリングは是非パターンのある敷き方にしたいというご希望。選んだのはバーケットの市松模様。ストレート張りと違って部屋の方向性を強調しすぎないので、正方形の近い部屋でやや景色を眺める方向軸と建物の向き、部屋の向きが合っていない場合には良い選択だと思います。

この住宅事例を手掛けた建築家

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

●住んで戴きたい家の為に・・・  環境に優しい家、住まい手に優しい家とはどの様なものでしょう?人類の家づくりの歴史は、現代のような設備機械の無い時代が長く、基本的な性能を高めることの工夫の歴史でした。我が国では屋根の深さ、断熱材と耐火の役割を持った左官壁、季節に応じて使い分ける建具の多様性に至る歴史に他なりません。左官壁は今や断熱材に置き換えられる様になりましたが、建築は最も信頼のおける基本性能の寿命の分だけ、環境に適応してきました。そうとは言え、設備に頼らないわけにも行きません。それなら私達は先ず、古来の建築の建て方に学び、まず基本性能を充実させる事を考えましょう。半端な建築では設備機器に負担をかけ、設置費用の分を取り戻すかそれ以前に、それらの省エネ設備の寿命は尽き、次の世代に資産価値として残すにも残念な結果を招いてしまいます。それにも関わらず、環境に優しいという建築は、設備機器だけが関心事となっているようでは本末転倒です。設備機器の設置は後でも可能ですし、これからも値は下がりますが、建築工事は後になるほど高くつきます。敷地の余裕が許す限り、屋根をしっかりかけ、断熱性能をしっかりあげ、機械に頼らない、エネルギー消費に頼らない住宅を作りましょう。 【 これからの建築は、燃費も考えて住んで欲しいと思います。そして、いつまでも価値のある住まいで健康に生活してもらえる家をこれからも提案したいと思います。】

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

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