注文住宅

回廊の館

面積:

116㎡

実施時期:

2004

内容:

〝イスラム圏では、狭い路地に家々がくっつくように立ち並び、
〝外観の顔というものがあまりない。
〝しかし、一歩中に入ると光庭(パティオ)があって、
〝これを部屋が取り囲む。
〝風と光をどうするかの問いに答えたもので、
〝私はこれを〝囲いの美学〟と勝手に呼んでいる。

〝列柱の光と影の中を歩いて玄関に近づく。
〝夜はセンサー照明の為、歩を進めるたびに照明がつき、
〝回廊が玄関へ導いてくれる仕掛けだ。
〝中庭を最大限に利用し、
〝プライバシーを保ちながら部屋を配置していくとき、
〝設計者としてアラーの神と出会ったような気持ちになるのだ。
〝囲いの美学〟はあながち、
〝遠い国の物語だけではないのである。

この住宅事例を手掛けた建築家

橋本伸一郎

建築家 / @栃木県

家は、その人、その家族の為にだけ存在するのではありません。後から次の人が、そしてその次の人が棲みたいと願える様な本物の付加価値を持った不動産でなければなりません。〝いつまでも耐えうる本物〟を追って、これからの人々の為にもなる美しい家を創る。そんな家々が並んだ時、これが日本の街だと誇れますよね。

橋本伸一郎

建築家 / @栃木県

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