注文住宅

静岡の家

エリア:

静岡県

内容:

敷地は通年温暖な気候に恵まれた安倍川の河川敷に近い、町工場と住宅が混在する地方独特の下町感が残る一帯である。
建主はDJを趣味とする夫妻で、家の中でも自由に音楽を楽しめる住宅を望んでいた。
アパートへのアプローチとなる北面と、築60年の老朽化した住宅が近接する東南2面については、建物を耐火壁で囲い込み交通量の少ない西面のみ、ルーバーを通して敷地内外の気配が感じられるようにした。
建物は、各機能をもった4つのコンクリートの箱を噛みあうように配置し、その隙間に挿入された開口部は中庭を含めた各スペースを繋ぐとともに、四方から豊かな光が差し込み、空間を決定的なものとしている。
また、ざっくりとした質感の普通合板型枠の打放しは、昭和の面影を残したこの街並みにうまく溶け込んでいる。

この住宅事例を手掛けた建築家

仲亀清進

建築家 / @神奈川県

生活の拠点である住宅は、住まい手の家族構成やライフスタイルをいかに引き出し、建物に映し出すことだと思います。