注文住宅

新潟の家

面積:

165㎡

費用:

1800万円

エリア:

新潟県

実施時期:

2005

内容:

既存住宅に接続する形での増築計画。
必要な機能は、4台入る駐車場と、リビング、寝室、水回りなど。

水回り以外間仕切りのない一室の空間としながら、構造体である柱・筋交いで
ゆるやかに空間を分節しています。

川端康成の雪国に、芸者駒子の寝室の描写があります。
天から宙づりにされた、繭のような部屋だった、という一節をモチーフに、杉板透かし張りの寝室が浮いているような構成としています。

南側に母屋があり、光の入れ方に工夫が必要でした。開口部の数を抑え、ハイサイドライトとし、天井を荒い木毛セメント板で仕上げる事でくっきりとした光の帯が天井を洗います。

この住宅事例を手掛けた建築家

腰越 耕太

建築家 / @東京都

クライアントの要望、事業の目的を深く理解し、設計を通じてそれに答えていくのはもちろん、もっと深くにある根本的な部分に目を向けたいと考えています。 僕たちは知らず知らずのうちに、住宅あるいは建築とは、一般的にこうあるべきといった、既成概念に囚われていないでしょうか。 現在の生活において、当たり前と思っている物事に知らぬ間に囚われ、本当の豊かさや快適さを手に入れられずにいるとしたら、それほど残念なことはありません。 出来た当初は見たことがなくても、すぐに今までの日常に取って代わるような、新しくて豊かな体験を生む建築。その場にいる人、訪れる人を幸せにするような建築をつくりたいと考えています。 こうして出来上がった建築は、ひとつひとつは個別解であっても、建築やデザイン、社会の常識を考え直すきっかけとなって行くのではないでしょうか。

腰越 耕太

建築家 / @東京都

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