戸建リフォーム・リノベーション

西鎌倉の家リノベーション

実施エリア:

神奈川県鎌倉市

実施時期:

2014年10月

築年数:

42年

内容:

クライアントご夫婦の奥様が生まれ育った築42年のご実家を全面リフォームして、ご両親と同居する大人4人のための二世帯住宅です。
1階の親世帯はバリアフリー化。ゆったりとした洗濯室・物干し場を設けたり、廻れるプランとするなど、将来の介護のしやすさを考えました。
2階子世帯リビングの片隅に設けた「掘りゴタツ式ミニ書斎」は奥様の居場所で、小窓から親世帯の気配を少しだけ感じられるようにしています。

玄関と浴室は二世帯共有でいいので、内外装全面的なリフォームを希望。
リビング・ダイニング・キッチンと寝室・トイレは世帯別に。
1年のうち大半が海外勤務のご主人のために、複数のスーツケース、何種類もある制服を整理・準備できる場所としての書斎。
寝ころびながらテレビが観れる小上がりの畳コーナー。
エッセイを書いたり、ミシンを使ったりできる奥様のための書斎コーナー

2階の子世帯リビングダイニング1

改修前は6帖と4帖半の二間つづきの和室であったのを、梁を補強して柱2本を取り除き、押入れと廊下まで取り込んで、ワンルームの空間をつくりました。
仕上げは床が唐松縁甲板張り、壁はクロス張り、天井はラワンベニヤ目透かし張りです。予算が限られていましたので、質素な材料を使用してコストを抑えていますが、空間の質は落としていません。
南西の腰越海岸に向けて、大きめの木製引込み窓を1つ設けました。たくさん窓があった改修前に比べて、窓面積を絞り、壁を多くすることと、高かった天井を南側は窓の高さまで斜めに低くすることで、落ち着きのある空間にしているとともに、熱損失が少なくなり温熱性能をアップしています。
木製引込み窓は室内側に障子を設けブラインドの代わりとし、ガラス戸の外側にはガラリつき網戸を設けて雨戸も兼用しています。
この場所は眺望のよさと引き換えに、海風が強く当たるのですが、うまく防御しつつも、気持ちのよい風は取り込むような計画を心掛けました。

photo 安川千秋

「穴ぐら」のような居心地のよい小部屋

天井はゆるい円弧を描き、壁から天井まで白い壁紙を張りまわしているので「穴ぐら」のような居心地のよい小部屋です。
正面の小窓は階段に面していて1階の親世帯の気配がなんとなく伝わるようにしてあります。

photo 安川千秋

ご主人の書斎

まずはご主人の書斎から。1年のうち大半が海外勤務のご主人は、出張前の準備が大変で、複数のスーツケース置場、何種類もある制服などを広げたり畳んだりするスペースが要求されました。造り付けのベッドを浮かせて取付けて、下部をスーツケース置場としました。造り付けのベッドは主に荷物を広げて整理するための場所として使います。
もちろん昼寝にも使います。 (寝室は別に畳の部屋があります)

photo 安川千秋

外観

○築42年延べ面積33坪の家を全面改修
○70代のご両親と40代娘夫婦の同居
○バリアフリー、断熱、耐震、防犯を強化

photo 安川千秋