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人気の高い都心の湾岸エリアにお住まいのご夫婦。同じマンションの最上階の部屋が空いたため、リノベーションを前提に購入して住み替えることにしました。
新しい住まいにご夫婦が望んだのが音楽スタジオ。ご主人様はトランペット、奥様はヴォーカル、二人とも本格的に演奏をするため、気兼ねなく音を出せる部屋がほしいと思っていました。
スタジオはリビングの隣に配置。透明ガラスの二重サッシで仕切ることで、開放感と防音性能を両立させています。壁、天井、床には防音建材を採用して近隣に音や振動が伝わらないようにしました。
インテリアは、落ち着きのあるトラディショナルなスタイルでコーディネート。
床にカリンのフローリングを用い、リビングのドアやキッチンの収納家具もカリンで製作。リビングのドアはステンドグラスが華やかさを演出しています。
この住まいで特徴的なのが、空間を彩るタイルと天然石。
光の反射が美しいスタジオの柱の大理石、間接照明が凹凸の陰影をもたらすニッチのモザイクタイル、赤や青の色が鮮やかなトイレの壁タイル、アールにカットされた愛犬のスペースの床タイル、左右に貼り分けたリビング壁のインテリアタイル、ウェーブが印象的なキッチンの壁タイルなど、それぞれが絶妙な味わいを醸しだしています。
「物件の購入と工事を同時に進めるのは大変でしたが、素晴らしい住まいに仕上がって良かったです」とご主人。
愛犬と一緒に、大好きな音楽を夫婦で楽しむ時間がますます増えそうです。
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