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三叉路道路に面し、比較的まだ昔の風景の残る敷地に建つ、夫婦+猫(将来的には子供)の
ための住宅。設計に際して、建物の左右の棟の高さを抑えることにより、三叉路からの圧迫
感をなくすような計画とした。既存の植栽(ツバキ、モミジ、マキ等)を生かし、昔からの風景
を壊さないことにも配慮している。2階の居間からは、北側の畑を介し桜の大木を望むことが
でき、春には花見ができるように開口を配した。南側はあまり良い景色ではないので、開口部を低く設計し視線を下の植栽に向くように配慮している。
1階の寝室郡は、比較的光を抑えた落ち着いた空間としている。
洗面室・浴室は、左右の棟より道路側に引きを取り、濡れ縁を設け、明るい水廻りとしている。
道路側にはユズ、ビワ、シラカシ、モミジ、ナンテン、ソヨゴ等を植え、2・3年後の成長により建物がこの木々に埋もれ、周辺の人からも愛される建物になることを願いたい。
アパートから引っ越すことを期に、新築を計画。
三棟並びの家を希望。
ローコストだったため、素材やプランに工夫をして設計を進めた。
「家にずっと居たくなる、家に帰りたくなる」ということを聞き、満足していただけたことを感じています。
土地探しから設計に関して、スムーズに進んだ住宅。
造作家具があまりない住宅ですが、素材感を意識し、施主と打ち合わせを進めていきました。
ご要望の三棟繋がりの家が、見通しの悪い三叉路に良い影響を与えられたこと。
三叉路側から外観を見る
三叉路側から外観を見る
庭側から外観を見る
外部から玄関方向を見る
陰翳のある寝室
子供室や趣味室等、将来的に自由にプラン変更ができるフリースペース
濡れ縁と繋がる水廻り。洗濯の動線にも配慮している。
リビング側からダイニングキッチンを見る。 リビングは天井が低く落ち着いた空間に、ダイニングキッチンは天井を高くし、開放的に。
キッチンからリビングダイニングを見る。
夕景の外観
ダイニングキッチンからリビング側を見る。