戸建リノベーション・リフォーム

リフォーム・リノベーション(自由な子供室へ/Kenさんの家)

面積:

55㎡

費用:

150万円

築年数:

2014年

エリア:

埼玉県さいたま市

実施時期:

2014年

内容:

Kenさんは全国優勝経験もあったダンスの達人…その練習の場でもあった自宅の一室ダンス室。そこをクリスマスプレゼントとして、お子さん達にお部屋を作ってあげたい。でもいずれは巣立っていく子供達だから、いつかは元の部屋にも戻したい・・・。そんな一時的なリフォームは出来ないかな?と相談を受けました。そこで、あまり既存部分を傷めずにダンス室へと戻せる方法。そして既設の空調と照明の位置を活用することが目標となりました。そして、天井が一部低くなっているダウンライト下、部屋の中央に兄弟が集まって勉強をする3.6mの無垢板の机を設置し、天井が高くなっている部分にうまく個室を並べました。パネルは分厚い板によって構成されたもの。H2Oが時々使用する得意の仕切り方法で、ハイブリッドハウスにも使用しています。もうお父さんお母さんの許可を貰わないで、好きなものを壁に思いっきり貼って、楽しい自分の部屋を作れます。

ベッドは今まで使用されていた二段ベッドを分割してそれぞれの部屋へ配置。足を切って調整をしました。ガラスは建て主さんが購入したものがあり、ご要望ではめました。

左はベッドコーナー。あまり高い棚は危ないので手ごろな位置に。右側はハンガーパイプを通して一部は衣装ケースが入る。勉強コーナーにでるところは、上にブースを繋ぐ笠木板があって外にカーテンを下げる為のカーテンレールが設けられる。

H2O設計室がときどき使用してきた無垢板パネルで、簡易的に仕切られた子供室。
<都幾川縁りのハイブリッド・ハウス/Onさんの家>でも周囲の回廊を残した構成を取り入れましたが、もっと身近な住空間で使用するとこんな部屋が生まれます。机は各々で1.2M程度占有できる長い無垢の矧板。写真右の本箱スペースが廊下から入るところで、みんなの図書コーナーです。パネル周囲はこれからどんどん好きなものが貼られることでしょう。

この住宅事例を手掛けた建築家

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

●住んで戴きたい家の為に・・・  環境に優しい家、住まい手に優しい家とはどの様なものでしょう?人類の家づくりの歴史は、現代のような設備機械の無い時代が長く、基本的な性能を高めることの工夫の歴史でした。我が国では屋根の深さ、断熱材と耐火の役割を持った左官壁、季節に応じて使い分ける建具の多様性に至る歴史に他なりません。左官壁は今や断熱材に置き換えられる様になりましたが、建築は最も信頼のおける基本性能の寿命の分だけ、環境に適応してきました。そうとは言え、設備に頼らないわけにも行きません。それなら私達は先ず、古来の建築の建て方に学び、まず基本性能を充実させる事を考えましょう。半端な建築では設備機器に負担をかけ、設置費用の分を取り戻すかそれ以前に、それらの省エネ設備の寿命は尽き、次の世代に資産価値として残すにも残念な結果を招いてしまいます。それにも関わらず、環境に優しいという建築は、設備機器だけが関心事となっているようでは本末転倒です。設備機器の設置は後でも可能ですし、これからも値は下がりますが、建築工事は後になるほど高くつきます。敷地の余裕が許す限り、屋根をしっかりかけ、断熱性能をしっかりあげ、機械に頼らない、エネルギー消費に頼らない住宅を作りましょう。 【 これからの建築は、燃費も考えて住んで欲しいと思います。そして、いつまでも価値のある住まいで健康に生活してもらえる家をこれからも提案したいと思います。】

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

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