軽井沢の家 (正面外観)

正面外観

外装材の焼き杉は、炭化層を薄めに仕上げたもので真っ黒ではなく特有の「茶黒色」をしており、周囲の緑とも非常に相性も良く、また陽の当り具合で色合いが変化し、軒の深さを一層際立たせてくれ豊かな表情を見せてくれます。

軽井沢の家 (エントランス廻り01)

エントランス廻り01

エントランスと玄関前のポーチ部分です。深い庇がつくる陰影が建物のボリューム感を幾分でも軽減してくれ、勾配屋根や庇陰影と軽井沢の木々とが見せてくれる立ち姿もなかなか良いものです。 庇を受けている桧の独立柱は、敢えて濃い塗装はせずに生地に近い色合いで仕上げて、アクセントにしています。 この広い庇下は、降雪時や降雨時の雪雨落としやストーブ用の薪置場、自転車置き場など、暮らしの上でも色々な使い方が出来ます。

軽井沢の家 (エントランス廻り02)

エントランス廻り02

母屋の外壁とビルトインガレージ。 ガレージは、軒下空間によって玄関とつながっており降雪降雨時にも濡れることなく行き来できます。ガレージ外装だけは、腰部分までコンクリート打ち放し仕上げとしています。

軽井沢の家 (風除室)

風除室

冬季の玄関扉開閉による冷気の遮断のために玄関に設けた風除室。 ライン上の採光窓は、幅サイズを外装材焼き杉材に合わせています。ガラスの替わりに、断熱性と耐候性に優れたハニカム構造のポリカーボネイト板(ツインカーボ)を用いています。

軽井沢の家 (土間スペース)

土間スペース

客間エリアと主屋エリアを繋ぐ土間空間(内土縁)。 このスペースは、様々な使い勝手と軽井沢の空気を住まいの中に少しでも取り込むために用意しました。仕上げ材料には、外装材と同じく焼杉と自然石を用いて、半屋外的なイメージに仕上げています。 冬場には植物を取り込んで温室的に使われたりしています。

軽井沢の家 (土間スペース(夜景))

土間スペース(夜景)

土間空間の夜景。奥に南庭が望まれます。 開口部は、ビバ材の製作建具を利用しています。

軽井沢の家 (母屋スペース入口)

母屋スペース入口

内土間空間から母屋(LDK)への入り口部分。 内土間と家族室とは、3枚建て木製框引き戸によって仕切られており、気候のよい中間期などはフルオープンにして利用します。

軽井沢の家 (家族室)

家族室

内土間より家族室全体を見る。 キッチンを含むLDワンルーム空間の家族室です。 各々の開口部サイズは大きなものではないですが、各方位の壁面に窓を設けることで視覚的な開放感を確保し、十分な天井高さをとることで圧迫感のない家族室となりました。 室内空気の冷えやすい遇部の内土縁出入り口の近くに、お施主さんこだわりの薪ストーブを設置してあります。 床仕上げは、アッシュ無垢フローリング。壁仕上げは、中霧島壁左官材櫛引仕上げ。

軽井沢の家 (家族室の開口部)

家族室の開口部

家族室(LD)から南側テラスを見る。 ウッドデッキテラスへ続く掃き出し窓には、4枚建ての段差の無いノンレールアルミサッシ(高断熱仕様)を用いています。 季節によって移り変わる南庭の風景を愉しむことが出来ます。

軽井沢の家 (デッキテラス)

デッキテラス

南方位に設けたウッドデッキテラス。 リビングだけでなく、家事動線を考慮して洗面所にも通じているので洗濯物干しなどにも便利です。

軽井沢の家 (家族室(夜景))

家族室(夜景)

キッチンよりリビングダイニングを見る。(夜景) 北方位の外壁面にできるだけクロゼットや押入れなどの収納スペースを配置することで、より一層の断熱効果を確保する計画にしてあります。 天井は、屋根垂木を現しとしてアクセントとリズム感を出しています。

軽井沢の家 (キッチン廻り(夜景))

キッチン廻り(夜景)

キッチン、ダイニングリビングを見る。(夜景)

軽井沢の家 (オープンキッチン)

オープンキッチン

アイランドタイプのカウンターキッチンを採用し、子供世帯の来訪時には、複数で利用し易いようにしてあります。 木と相性の良い黒色でまとめています。

軽井沢の家 (土縁スペース(玄関ポーチ))

土縁スペース(玄関ポーチ)

この軒下スペースは、駐車場からの玄関への連絡通路、薪木や自転車の置き場などに利用します。

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用途

別荘

所在地

長野県

延床面積

171㎡

これまで共働きで頑張ってこられたご夫婦が定年後の終の棲地として、何度も訪れたことのある軽井沢を選び、豊かな自然を満喫しながら生活を楽しむことがこの計画の目的でした。
 落ち着きのある外観と子供やお孫さんが遊びに来た時に、快適に過ごせるようにしたいというものでした。また憧れの「蒔ストーブ」の採用も欠かせない要望でした。
 外観や規模は、周囲の環境との調和を考え、平屋建てとして高さを抑え、外装材に焼き杉を用いて落ち着きのある意匠にしてあります。今回使用した焼き杉材は、炭化層を薄めに仕上げたもので真っ黒ではなく特有の「茶黒色」をしており、周囲の緑とも非常に相性が良く仕上がりました。

パース/模型/CG/スケッチなど

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手掛けた建築家

山本 邦史郎

山本 邦史郎

「納得できる家をきちんと創る」ということは、大変なことも多いです。しかしそれ以上に、楽しいことが待っているはずです。 人生は思いのほか短いもの! その貴重な時間を自分たちの気に入った、自分たちらしい住まいで家族と共に、楽しい時間をたくさん過ごしてください!

所在地

東京都杉並区阿佐谷南1-17-25-102

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山本 邦史郎

建築家 / @東京都