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日本には長く伝えていきたい伝統や風習がある。大黒柱や大きく張り出した軒、それを支える垂木をもつこの家も、そのひとつ。数年前に、息子さんが和風の家を新築したというTさん。その際、『TENアーキテクツ』の仕事ぶりを見て、奥さまの実家の母屋を建て替える時にもお願いしようと決めていたそう。プランを練るにあたっての大きなポイントは2つ。代々の家を守るために必要な仏間と、薪の香りに子どもの頃の思い出が蘇る薪ストーブの設置。その他、細部にわたる細かな希望を汲み取って叶えてくれたのは、設計から施工までトータルに管理する、建築士ならではの細やかな気配りだ。以前の家を支えていた束石や、組子細工の欄間を玄関にあしらったり、台所にあったかまどは、バーベキュー用に庭に移したり。新しい家は、それまでの家や家族の歴史を受け継ぐ。やがてTさんの娘さん夫妻へと譲られ、この家は末永く守られていくことだろう。
妻の実家の建て替えを、妻が義母と約束していました。存命中には叶わなかったのですが、娘の結婚が決まり跡を継ぐということで、この家を建てました。
その他の新築施工例
大きな大黒柱や梁が見事な家です。T様の信頼にお応えすべく、じっくりと取り組ませていただきました。一つひとつのご要望を実現していくのも楽しい時間でした。
現在、同じ敷地内に暮らす息子が、数年前『TENアーキテクツ』さんで家を建てました。素材や建て方を見て間違いないと思い、迷わずお願いしました。多くの希望をうまく汲み上げてくれて、大満足です。プランの提案の際には、平面図だけでなくイラストの立体図もいただいて、イメージがしやすかったです。