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設計、監理を担当
1976年築のマンションのリノベーションです。改装前の室内は個室で細かく区切られて窮屈かつ暗く角部屋の利点を生かしきれていませんでした。そこで窓に面する4室の壁を撤去し住戸全体を貫くように細長いLDK(長さ12m)を設けました。窓からの光が住戸全体を照らし終日明るいインテリアを実現しました。
現在住まい手がいない実家マンションを賃貸として貸し出すためリノベーションを行った。駅から遠い立地上の不利さを克服するため個性的なデザインでアピールすることが求められた。
4室分の壁を撤去して生まれた長さ12mのLDKは一日中明るく、ここにいれば家全体を見渡すことができます。
暗かった実家が見違えるようになって驚いていました。
弊社を含めて3社でリノベーションプランを提案。弊社の案が採用されました。依頼主は他府県に在住のため主にメールで打ち合わせを行い、設計と工事のポイントポイントで来阪していただきました。
現在このお部屋は定年退職されたご夫婦が借りてお住まいです。とても気に入ってくださって「大切に使わせていただきます」とおっしゃっていたそうです。
4部屋の壁を撤去してつくった長く明るいLDK。床はシステムフローリング、壁はビニールクロス、天井は天井板を撤去して表しにしたコンクリートに塗装。
南側の一部は可動間仕切りで仕切って個室とすることが可能
リビングと仕切って個室としても使えるスペース
リビング横の個室スペース、間仕切る前の様子
リビング横の個室スペース、間仕切った状態
和室は他の床から少し上げている
キッチンユニットは既存を再利用。背面にバックカウンターを設けた。作業台や家電置き場として重宝するはず。シンク前の壁はアクセントと防水をかねてグレーのタイルで仕上げている。
ダイニングキッチンからリビングを眺める。窓が多く一日中明るい。
洗面ボウルだけのシンプルな洗面台。アクセントと防水を兼ねてブルーのモザイクタイルで仕上げた。
シンプルなユニットバス
壁一面をブルーグレーの壁紙で仕上げた