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東京から車で1時間の距離にある様々な研究所が集まる”つくば市”に建つ住宅である。
外観は3つの塊が重なり合っている。
ガルバリウム鋼板の傾斜した外壁、モルタルの白壁に木製の窓がアクセントとなっている。
長い玄関ポーチはヨーロッパの石畳をイメージした。
玄関ポーチの雰囲気を引き継ぐように、内部もヨーロッパの街並からイメージを膨らませた。
リビングの上部が大きな吹抜となっており、それを囲むように壁のテクスチャーを変えた3つの塊(建物)が並ぶ。
建物の窓に似せて大小の穴を開け、まるで街の中を歩いているかのような回遊性をプランに持たせた。
施主の要望は、「ファサードが個性的」であった。施主の生まれ育った家もまた、個性的な家である。
ファサードの大きな特徴は、見る人に迫るような斜めに反り建つ外壁である。その外壁の材料は、ガルバニウム鋼板である。他の外壁の部分は、モルタルを白く塗った。白い外壁の中に散りばめられた木製枠の窓が、柔らかい雰囲気を加えている。
アプローチには鉄扉を取付け、床に白い石を埋めた。そのアプローチは南仏の雰囲気をイメージした。
内部は、1階のリビングルームの上が、大きいヴォイドになっている。
3つの建物がそのヴォイドを囲んでいる。1階のリビングルームは南仏の広場のようだ。3つの建物の壁は色を変えた。そして、窓のような穴を開けた。
内部空間は、南仏の街を歩いているようだ。