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住まい手ご夫婦は、結婚当初、大阪府下の利便性のよいマンションを購入し、生活されていたが、3人のお子さんを育てる環境として、近くに自然のある宝塚市の山手に土地を購入し、住み替えをすることとなった。
敷地は大手ディベロッパーが大規模開発した地域で、周辺は空き地となっているところばかり。今後、家が立ち並び、街ができていくような状況であった。そのため周辺の敷地の形状や高さ方位、法的な条件や、住まわれる世帯イメージから近隣建物のボリュームを予想しつつ計画を進めた。
お子さん3人、今後個室が必要になることを想定した可変性のある子供部屋を設けると同時に、1階のLDKに大屋根をかけ、2階とつながる広がりのある空間を用意。
また住まい造りに使用した木材は、日本の風土にあった耐久性のある国産のものを使用し、その素材感、質量感を生かし、住まい手からの要望でもある数十年後も飽きることのない和のテイストを目指したデザインとした。この国産材利用は、日本の森林整備・保全・地球温暖化防止及び循環型社会の形成に貢献することも同時に住まい手と共に強く意識して採用している。