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【リノべりす掲載中】
こちらのプロジェクトは『リノべりす』に記事が掲載されています。
https://renoverisu.jp/case/p/renoveru-sanfrancisco/
『リノべりす』とは?
扶桑社の中古マンション×リノベーション専門誌「リライフプラス」とSUVACOのコラボレーションのリノベーション情報サイトです。
https://renoverisu.jp/about/
新築マンションの型どおりのデザインより、自分たちの好きなようにつくれるほうがいい」と昨年の秋頃から中古×リノベを前提に家探しを始めたMさん夫妻。検討の結果「ホームページが一番わかりやすかった」という、リノベる。に物件探しから依頼することに。
「業者がリフォームして売り出そうとしていた物件を、リノベる。さんがストップさせて、紹介してくれてたのがここなんです」と夫。構造壁以外はスケルトンにして間取りを一から考え直すつもりだったため、住戸内は主に眺望、風通し、天井の高さなどをチェック。バルコニーが南向きでスパンが広く、眺望も抜けていることなどが購入の決め手に。 リノベーションにあたってリクエストしたことは、至ってシンプルだった。「ベタですけど、イメージしていたテイストはサンフランシスコのコーヒー屋さんや、ショップのインテリア。壁は白、床は濃い色の無垢材。収納棚には古材を利用して、フレームは黒皮(酸化皮膜で覆われた鉄)。色はあまり使わず、シンプルに」(夫)。 間取りは、3DKを2LDKにしてLDKを広く取ること、収納はたっぷり、の2点。「そのほかに、それぞれの部屋や設備に関する細かい希望を少し伝えて、後はほとんどおまかせです(笑)」と夫。
デザイナーから上がってきた提案は、ほぼ夫妻のイメージ通りだった。細部を詰めながら、約1か月半でプランが完成。最初にしっかりとイメージを共有できたことで、スムーズに進んだ。幅広の無垢フローリングを敷いたLDKと、ステンレス製のキッチンも相性バツグン。
「広くてスッキリしていて業務用っぽいイメージにしたかった。あとガスオーブンと吊り戸棚、サブウェイセラミックはマストでした」と、キッチンは妻のこだわりが反映された。キッチンにお金をかけた分、バスルームをユニットにするなどしてうまく予算内に収めた。黒皮と古材のやや武骨な雰囲気を、無垢材の床と白い壁がほどよくやわらげ、住まいのどこを切り取っても絵になる空間に仕上がった。
「業務用っぽくしたい」と妻がリクエストした存在感のあるキッチンは、コンロ側の壁にサブウェイタイルを。キッチン背面の吊り戸棚は、廊下の棚と同じ古材を使用