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1. 敷地条件で最大限の住戸数を確保。
将来にわたる安定経営。オーナーなら誰しもが求めるモノ…。ここでは長期的な不動産価値継続を目標に、市条例で規定された最大限の住戸数と住戸面積を確保。設備も地域で最高水準を求めた。この床面積を確保するため、日影規制と建物ボリュームを調整。最上階を変則住戸タイプとすることで規制をクリアした。
2. マンションにも木のぬくもりを…。
素朴な疑問…。戸建住宅では木材を多用するのに、マンションで殆ど採用されないのはなぜ?木の温もりをマンションに取入れ、戸建に近い環境をつくる…。そのために、大規模建築物が抱える法的制約とメンテナンス問題を解決。普段良く目にする部分、触れる場所を中心に木材を多用した。
3. エコロジーはエコノミー。
自然な通風と採光、日中の安定した日射、季節風による夏場の換気促進に配慮し、全住戸を南向きに配置。更に明るい室内とするため、外部手摺にガラスを採用。次に節水と節電。自動センサーでツケッパナシ、アケッパナシの無駄を省いた。それらは光熱費削減につながる。エコロジーはエコノミーだ。
4. ビオトープでエコミュニケーション。
屋根の雨水を再利用したビオトープを作った。今はただの水溜まり。だが今後、ビオトープ作り名人のオーナーが入居学生と共に、メダカが泳ぎ、藻が茂る池へと育てゆく…。この活動は、体験型の生態系学習と入居者の交流につながる。この2つは知識・情報偏重型の現代社会で得難いモノ。貴重だと思う。
5. 環境意識を啓発する太陽光発電。
屋根に設けた9kwの太陽光パネル。共用部の電力は太陽光発電によって賄われる。これは節電の一環だが、将来を担う学生入居者に、環境意識を高めてもらう狙いもある。エントランスを通るとき、『今日の天気なら何kwかな?』と発電量モニターを覗いてもらえれば、シメタもの…。