注文住宅

あざみ野の家

内容:

眺望の良い丘に建つ家。天井面が夜になると浮かび上がる。

敷地は山林を切り開き、雛壇状に宅地造成された住宅地である。クライアントの要望である眺望のための大開口と雛壇状の敷地という特徴を生かし、より良い眺望と前面道路からのプライバシー確保のため、リビング等の生活レベルを2階に配置することとした。それにより、前面道路から見上げると大開口越しに天井面がファサードとしての役割を大きく果たすこととなり、天井のデザインが重要であると考えた。木造による2階の眺望のための大開口実現と、ファサードとしての天井面のデザインという二つの視点より、梁材を敷き詰めた盤により屋根をつくり、その盤自体が天井面となる構法をとった。木の重量感あふれる豊かな空間となっている。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

森清敏/川村奈津子

建築家 / @東京都

住宅の設計において重要なことは、クライアントとの信頼関係だと思っています。あらゆる角度で可能性を探り、対話の中で潜在的に埋もれてしまっているその家族の住まいにおけるテーマを引き出していきたいと考えています。すべての要望をお聞きした上で、クライアントのイメージをただ具現化するのではなく、その要望を解釈し直しつつ最もテーマとなることは何かを探し出し、明快な構成にしていく。そのためには、とにかく「話すこと」が不可欠です。また、工事監理においても、志と技術レベルの高い工務店との密接な打合せが重要です。クライアントとの打合せには原則2名で参加し、男女双方の視点で設計、監理を進めます。

森清敏/川村奈津子

建築家 / @東京都

この専門家のプロジェクト一覧