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設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)、土地・物件探しを担当
AREA PARK STUDIO」は、写真家のアトリエ兼住居です。
敷地の北側には樹木で覆われた小さな山がり、借景が美しく、常に四季を感じながら過ごすことが出来る空間です。
創作活動に用いるアトリエ、作品を展示するギャラリー、来客が宿泊するためのゲストルーム、作品を保管する倉庫、そして、生活するための場所です。生活の場所と作家活動のための場所を一体的でつながりのある空間にするために、ギャラリーを空間の中心に据えました。室内にはわずかな扉しかなく、空間は平面だけでなく、上下方向にもつながっています。このような立体的構成によって、最も重要な空間であるギャラリーが、リビング、ダイニング、そして寝室から孤立することなく、二人の芸術家の日常生活の場面に、自然な形でつながります。屋上には借景を望むテラスがあります。
ギャラリーには彼の作品だけでなく、他の若手の作家の作品が多く展示され、完成した家には、国内外から多くのアーティスト、キュレーター、美術コレクターらが集まっています。アートが生活の中心となり、アートを通じて地域、そして世界とつながる小さな活動拠点が、東京の片隅に誕生ました。
トップライトから柔らかい光がふりそそぐ天井高さ5mを超えるギャラリー
天井高さが5mを超えるギャラリー空間。 細長いトップライトから安定した光が入ります。 薪ストーブがあり、吹き抜けでつながった家全体の暖房になっています。 薪が燃えている姿は、ギャラリー空間の作品と相まって美しい風景を作り出します。
リビングとつながる踊り場からギャラリーを見下ろすことが出来ます。 作品が飾られているのは基礎高さに合わせた部屋いっぱいのコンクリートベンチです。
大きな窓から山の緑が見え、踊り場からはギャラリーが見下ろせます。 ギャラリーから続くトップライトからも柔らかい光が入り、広くはありませんが居心地の良いリビングです。
大きな開口部から山の緑が見えます。 トップライトからも光が入る明るい空間です。 ダイニングに続く階段、ガラス越しの仕事場と奥行き感と開放感があります。
借景の緑と、高窓からの光が入る気持ちの良い落ち着いた空間。 レベル差のあるリビングとはガラスで繋がっています。 壁は大判のシナ合板仕上げ。
モルタルの壁と人工大理石のカウンターのシンプルな仕上げ。 ガラス越しの浴室と一体感を作りだし、同時に浴室窓からの光を洗面室にも取り入れています。
半地下の独立したワークスペース。壁を緑色に塗装することで、他の部屋とは異なる プライベートな雰囲気を持たせています。玄関に面する右上の開口部のガラスから、 玄関越しの自然光を室内に取り込んでいます。