注文住宅

『グロット』スキップフロアでつながる一体的内部空間

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用途

自宅

所在地

埼玉県深谷市

延床面積

104㎡

敷地は、埼玉県深谷市の今も村落共同体が成立する地域に位置する。施主の実家敷地の南側の畑を農地転用して、新築の一戸建てが計画された。
地域コミュニティが強く機能する場所において、施主夫婦は今後地域住民との関係を密にして生活の基盤をつくることになる。同時に夫婦のプライベートな生活領域を住宅内部で強く維持することが要望されたため、この住宅は、外部に対して閉じている。
内部においては、チューブが中庭からリビングを見通し、そこから立体的に2階の書斎、予備室、主寝室へど流動的につながっていく。床面積は、30坪と大きくないものの、天井の高さを室ごとにコントロールしながら隣室と関係を結び、気積の大きさが建築の奥行きを確保する。
開口は、周到に計画しており、眺望に関しては、1階から中庭を、書斎から空を、主寝室から周辺地域を見渡すようにしている。採光の点からは、直射日光よりも一日の光の移ろいと安定した柔らかい光を届けることを意図した。こうした設計上の意図は、建築の内密性、その身体的包摂を強化している。
3階建てのようなスキップしたフロア構成や離れのような和室、階段途中にある予備室、空間に剥き出しで投げ出されたたかのような書斎というように、各室には施主の遊び心が反映されている。それは、居場所の多様性を内部ヴォリュームにコンパクトに折りたたんで存在するものである。
この住宅は「人工的につくられた小さな洞窟」、そのようなたたずまいを有しており、ここから住宅名称をグロットとした。

グロットは英語、語源はイタリア語のグロッタである。祈りの場であり、グロテスクの語源となった同語では意味が歪曲されてしまうため、人工的な洞窟という語意のみを採用している。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

小泉一斉+千葉万由子

小泉一斉+千葉万由子

千葉県千葉市を拠点に活動する建築設計事務所です。 小泉一斉と千葉万由子のふたりが主宰しています。 住まいとは、住宅が建つ環境や住まい手の家族のあり方や構成、距離、生活の習慣などを総合的に考慮し、そこに住まう方にとっての最適なプランニング、プログラムを実現することにあります。 それは、画一的なLDKプランからジャンプした、住まい手のためだけの、住まい手を包摂する家でなくてはならないと考えます。

所在地

千葉県千葉市中央区新宿2-12-1 新宿レジデンス203

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建築家 / @千葉県