注文住宅

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (外観)

外観

道沿いには数多くのお寺や庫裡と共に一般住宅が建ち並び、近隣の人達の散歩道にもなっている、閑静で緑が豊かな地域です。 道に大きく枝を張り出した桜の木だけでなく、 「既存の樹木は可能な限り残すこと」 鉄筋コンクリート造であっても、 「周辺の木造による街並みの中に融合できるものとする」 「これからの環境・街並みづくりに寄与しうる建築にする」 ということを意図して形づくりました。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (玄関)

玄関

この建物には住居用玄関、檀家用玄関、華道教室用玄関と3ヶ所の玄関があります。 この写真は住居用の玄関(カントリー調が求められた所)です。 玄関内部は、床・建具・家具はバーチ(カバザクラ)の無垢板、天井はレッドシダーの無垢材にいずれもオイル仕上とし、壁はスイス漆喰をコテで塗って仕上げました。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (キッチンよりダイニング、リビングを望む)

キッチンよりダイニング、リビングを望む

高い天井高のリビングとダイニングです。 リビング(奥)とダイニング(手前)は雁行させることにより、繋がっていながらもそれぞれが独立性の高い場所としました。 薪ストーブの奥のリビングはその一部をアルコーブ状の場とし木製の板張り天井とすることで、落ちつきのある場としました。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (リビングよりダイニング、キッチンを望む)

リビングよりダイニング、キッチンを望む

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (薪ストーブのあるリビング)

薪ストーブのあるリビング

無垢板(バーチ)貼の床と漆喰塗の壁。 木製天井、木製建具(マーヴィン)、薪ストーブで構成された落ち着きのあるリビングです。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (タイル貼のキッチン)

タイル貼のキッチン

正面の吹抜を介して各室とつながる位置にあることで、家族の気配が感じやすい場所としています。 キッチンの奧はパントリー。 パントリーからは、道路と南庭をつなぐ外部通路の途中に出ることができるようにしています。 キッチンカウンターは100角タイル、床は200角のテラコッタタイル貼(床暖房有り)です。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (タイルと無垢板貼の階段)

タイルと無垢板貼の階段

テラコッタタイルと無垢板の段板の階段です。 手摺はロートアイアン。 階段上部、左手は書斎(デスクコーナー)です。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (階段上部の書斎(デスクコーナー))

階段上部の書斎(デスクコーナー)

階段上部に設けた書斎(デスクコーナー)です。 吹抜けを通じて下階のダイニングとつながる書斎で、この書斎の奧が主寝室です。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (木製曲面天井の主寝室)

木製曲面天井の主寝室

リビングの吹抜けに面する主寝室です。 天井はレッドシダーの板貼、床や出入口ドア、クロゼットは全てバーチ材でつくりました。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (子供室)

子供室

将来、2室に分けることを前提とした子供室です。 ゆったりとしたロフトも併設しています。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (子供室(ロフトより望む))

子供室(ロフトより望む)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (トイレ(1階))

トイレ(1階)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (トイレ(2階))

トイレ(2階)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (華道教室)

華道教室

道路側に設けた奥様がお花を教える為の部屋です。 緑色の扉は外部と直接つながる出入口です。 床はテラコッタタイル貼、壁は漆喰塗です。 トップライトからは既存の桜の木を見上げることができるようにしました。

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (デスクを設けた和室)

デスクを設けた和室

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (応接室(南庭面))

応接室(南庭面)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (応接室(出入口・北面))

応接室(出入口・北面)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (玄関(檀家用))

玄関(檀家用)

北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅) (外観(夕景))

外観(夕景)

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用途

自宅

居住者

二世帯・多世帯

所在地

東京都世田谷区

この住宅は、世田谷にあるお寺の庫裡。若い住職とご家族の住まいです。
法的に木造とすることができないことからRC造とし、安定した温熱環境と建物の耐久性の向上といった観点からRC外断熱工法を採用した建物です。

敷地は、お寺の境内という条件にあって、
「外観と檀家さんが使用するスペースは本堂や周辺とのバランスをとったデザイン」
「家族のスペースはカントリー調」
といったことが求められたものです。

住まいの他に、応接室、法衣室といった部屋の他、奥様が華道を教えるための部屋もある家です。

内装や建具に使用する木はバーチ材を主として、レッドシダー、たも、桧、栗の無垢材、漆喰や珪藻土(ライムコート)といった壁材、テラコッタやレンガ等をフローリング以外の床に使用した自然素材の家です。

暖房は床暖房と薪ストーブ。ダイニング上部に設けたシーリングファンにより空気の循環をはかるようにしました。

既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで
「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」
となることを期待した住まいです。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

中川龍吾

中川龍吾

建築や家づくりに大切な事は、設計の能力は当然の事ですが、建て主さんとのコミュニケーション、技術力、監理をしっかり行うことも非常に重要な事だと考えています。 建て主さんの要望に応える以上の建築を提供することで、結果として納得のできる建築・家づくりを行うことを心がけています。

所在地

東京都練馬区関町南4-8-13

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中川龍吾

建築家 / @東京都