注文住宅

風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取りの家

風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取りの家 (階段は風の抜けどころ)

階段は風の抜けどころ

風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取りの家 (リビングのハイサイドライト)

リビングのハイサイドライト

風が吹いていない時でも、なぜか風通しがよい間取りの家 (リビングハイサイドライト)

リビングハイサイドライト

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関わり方

設計

用途

自宅

居住者

二世帯・多世帯

所在地

東京都北区

費用

設計・施工:4000万円(施工費用)

敷地面積

80㎡

延床面積

120㎡

階数

3階建て

間取り

4LDK以上

期間

設計:6ヶ月 、施工:6ヶ月

完成時期

2015年08月

間取り

湿度が高く、蒸す季節ですね。
我が家は、南から北へ風が抜ける窓の配置になっているため、エアコンをつけるより、涼しく快適な時間も味わえます。
しかも、風が全く吹いていない、どよんとした天候でも、家の中に風の空気の流れが生まれるのです。

そもそも、なぜ風通しがあると気持ちよいのか

子供のころ、夏休みのプールサイドに寝転ぶと、プールの水面すれすれを撫でる風の流れを感じて、心地よい気持ちになったことがありました。
妙なところで、風通しの心地よさを感じたものですが、人は自然の環境にダイレクトに触れることで、感覚が鋭敏になる部分があるのでしょう。
暑い夏、風を皮膚で感じると、体の熱を冷ましてくれ、涼しさを感じます。
扇風機でも感じますが、自然の風のほうがより心地よい。

外の綺麗な空気を室内に通すと、自分の体だけでなく、室内自体も熱が冷まされ、家全体が適切な温熱環境になります。
淀んだ、室内の空気が外に出で、新鮮な外部の空気が入ることで、新鮮な入れ替わることにもなります。

春や秋の風が心地よいのは、熱を冷ましてくれるからではなく、新鮮な空気を、皮膚感覚で味わうからでしょう。

温度の差をつくることで、無風でも空気が流れる

エアコンなど機械の空調機で、室内温度をコントロールする場合、すべての場所が同じ温度にするのが、快適さにつながると言われています。
ただ、ここでの快適とは、不快でないというだけ話で、普通よりもっと快適にするという積極性はありません。

自然の風で、室内を心地よくするには、わざと温度の差をつくります。

我が家では、南側と北側にそれぞれ庭があります。
南側は、直射日光のあたる庭になるため、温度が高くなります。
北側は日陰ですので、温度が低い。
空気は、温度の低い方から、高い方へ移動します。
風の無い日でも、気温の低い庭から、気温の高い庭へ、間にある室内を通して空気が移動するため、風が無い日でも空気が動き、風通しが生まれました。

外からみると家は、風を遮る遮蔽物ですので、そこを通る窓を2方向開けると風を通す穴になりますから、温度差利用もふくめ、ビル風のように空気が動きます。

低い窓、高い窓

窓の高さを変えるだけでも、無風の室内に風通しが生まれました。
重力換気という手法ですが、窓を低い位置と高い位置2か所につくり、開きます。
温度の高い空気は、上の方に上がっていきます。
高い位置に窓があると、その空気を外に逃がす。
そして逃げた空気の分、低い位置の窓から、空気が入ってきます。
入ってきた空気は温度が低いのですが、室内で温められ、また上部に上がっていき、上の方の窓から、外に出て行く。
部屋の中に、小さな上昇気流がつくりだすのです。

高低差があるほど、気流がよく動くため、階段をつかって空気を逃がしたり、吹抜け上部や、ハイサイドライトの窓から空気を逃がすことで、より、風通しいのよい、室内環境になります。

冷暖房がいらない時期がふえる

自然の空気を換気すると、冷暖房がいらない時期がふえます。

冷暖房がいらない環境は、家の構造材・仕上げ材などにとっても、負担のかからない状態になります。

家は体の延長線にあるといいます。

部屋が湿気なく材料に負担がかからない状態は、人も心地よくなるのです。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

住む方に寄り添う設計、光と風をとりこみ、家と場所に魅力を!

所在地

東京都北区赤羽台1-5

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