別荘

いすみの家

種別:

別荘

面積:

93㎡

費用:

2100万円

エリア:

千葉県いすみ市

内容:

敷地は海のそばにあり湿気対策が不可欠であった。 湿気対策として高床式の住宅とし室内へ湿気が入らないよう、工夫している。一年を通じて開放的な別荘ライフを遅れるように、屋根、壁を持つ大型のインナーデッキをダイニングか ら連続した位置に設け、また都会では楽しめない薪ストーブも設置している。

自然豊かな広い敷地のほぼ中央に配置された家は、もともと建っていた建物とほぼ同じ位置になる。部屋の中から見た違和感の無い景色の継続性。
手前側は高床にして海辺の湿気対策をとっている。

真ん中に引き込まれたスノコ戸は別荘の防犯も兼ねる。

屋根とスノコで囲われた半外部のデッキ。外での食事も楽しい。

キッチンは一段下げ、作業している人とカウンターに座っている人の目線を合わせている。奥が和室。

右側の高くなっている部分が寝室。廊下左側は背の高さ程しか無いが吹抜けで一階につながっているので圧迫感は無い。

吹抜けからの見下ろし。片流れ屋根の高くなっている部分がロフト状の2階。

防犯をかね、夜間の通風も可とするスノコ戸と障子を引いた時の室内の様子比較。

もろずみけい

ぼくがいつも設計している時に考えていることは、内部と外部が一緒になったような建築だ。 洞窟のように閉ざされた空間を演出し、劇的な空間を作るのも建築家の醍醐味かもしれない。 だけど外に出たらいつの間にか暗くなっていた、雨が降っていた、なんて建築をぼくは造りたくない。 内部からだんだんと外部につながり、中にいても外をいつも感じられるような建築が好きだからだ。 だから今まで造ってきた建築は、小さな住宅でも、オフィスビルでも、自動車修理工場でも、そして一番プライバシーが要求されるクリニックでも、中にいながらいつもに外が感じられるような空間を造ってきた。 部屋の中から満月を楽しみ、吹雪をみて感心し、雷が海に落ちるのを見られる家にいると新しい発見がある。 これは今まで建てた施主から直接言われた言葉だ。 設計をしていてそんなことを聞いた時が一番うれしくなる。 コンピューターで制御されインターネットでどことでもつながる時代だからこそ、自然と深くかかわり合いながら、機械に頼り過ぎることなく冬に暖かい日差しを感じ、夏は木陰の涼しい場所になるような空間。 そんな建築を目指していきたい。

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