戸建リフォーム・リノベーション

『左京の町家』築100年以上の京町家をリノベーション

実施エリア:

京都府京都市

実施時期:

2011年

延床面積:

172平米

内容:

築100年は経過していると思われる古い京町家の改修です。
1階は奥の庭に面した座敷を現代的な生活スタイルに合うよう改修したLDKを中心に、 老朽化した水廻り設備の更新、配置変更を行い、道路側には教室としても使用可能な小さな集会スペースを設けました。
2階は階段ホールを除いては大きく手を加えず、既存の部屋をできるだけそのまま活用しています。
華奢な部材で構成されていることが多い京町家にしては珍しく、今回はかなり立派な丸太の梁が架かっていたため、 階段ホールの天井を撤去して小屋組をあらわしとし、木組みの力強さを活かした吹抜け空間としました。 また、建物の中央に位置する階段ホールにはトップライトを設け、暗かった2階全体を明るくすると同時に、 ホールの床の一部を透明にすることで下階の台所周辺にも自然光を導き、採光、通風の両面で家全体の居住環境の向上を図っています。
構造補強に当たっては構造家の協力を仰ぎ、既存の町家の構造に良く馴染む粘りのある耐力壁の工法を採用し、 新たな平面計画に合わせてバランス良く耐力壁を配置することで耐震性を向上させています。