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境界を決めない暮らし方をテーマに自由なスタイルを実現するため、全ての扉を”引き戸”とし尚かつ全ての戸が壁の中に納まる仕掛けを造りました。
アルファベットの”Y”には統合する、統括すると言った意味が有り、複数が一つにまとまったり、一つに集まったりすると言った意味を要素とし、開放感を生かしつつ各空間が繋がったり別れたりすることを生活の中で楽しんでもらいたいと考えました。又、国内外でも生活経験のある夫婦はどのように生活したいかが明確であり、多少ラフな素材や塗装によって自分たちも気分で壁を塗り直したり、フローリングにオイル塗装をしたりできる優しくシンプルな素材を使用し、自宅に仕事場をも置け、様々な人が集まれるような空間にしたいと言った要望でした。大胆な素材を使いながらもミニマルなスタイルを貴重に後から付け足せる余白のある空間に仕上げ、経年変化で魅力を増した天井や梁をそのまま使用しました。
又、床の素材に変化をつけることで空間から空間への移動を肌で感じてもらいたいと考え、フローリング材、タイル、モルタル素材を使い分け空間が繋がる変化を貴重としました。