別荘

軽井沢コートハウス

種別:

別荘

面積:

119㎡

エリア:

長野県北佐久郡軽井沢町

実施時期:

2000年2月完成

内容:

都心と軽井沢との距離感は、従来より確実に短縮しているため、そこに別荘(Second House)を建てるというより、むしろ狭い都市住宅を補うもう一つの別室(Another Space)としての「集える場」をつくることを試みました。例えばホ-ムパーティーをしに、あるいは映画を観賞しにといった感覚で、軽井沢へ移動することも可能であると考え、そこで発想したのが1辺を眺望の良い方向に開放し、3辺の壁の囲い込みからなる1つの「コート」をつくることでした。
 この土地は自然の豊かな山林地でありながら隣地、接道が近く、プライバシー確保が必要であり、同時に都市機能の山林への持ち込みによる周辺環境への配慮が必要と考え、従来都市で住環境のプライバシーを守るために生まれた「コートハウス」と同じ手法を選択することにより、自然と共存を試みました。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

富永哲史

建築家 / @東京都

建築をつくるということ、それは機能を満たすだけのための箱をつくるということではなく、利用する人にとどまらない周辺環境や風景(シーン)をもつくりだすという重要な役割があります。自然の美しい風景に勝るものは何もないでしょう。しかし人がそこに存在する以上、必要な要素として建築も存在しなければなりません。だからこそ一つづつ大切に風景やシーンを可能な限り責任を持ってデザインしていきたいと思っています。そのシーンのもとで魅力的な様々なドラマが展開することを期待して。

富永哲史

建築家 / @東京都

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