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日頃からたくさんの本を読むオーナーご夫妻。今回の家づくりにあたり、大きな吹き抜けのある広々としたLDK、生活の中で身近に本がある空間をご希望されました。2Fから3Fへと続く吹き抜け部分には、壁一面に書棚を造作しています。お気に入りのチェアに腰掛け読書に集中する、そんな空間が家のいたるところに存在します。木造建築で実現された大空間。やさしい色合いと表情のある模様が特徴のクインを、室内外にふんだんに使用した東京のモダンリゾート注文住宅です。
ご夫婦二人と小さいお子様の3人家族のオーナー様。お仕事で遅くに帰宅されることもあるご主人は、先に寝ている奥様やお子様を起こさないような生活動線を希望されました。そこで提案したのが、エントランス、バスルーム、クローゼット、書斎を全て1Fにまとめ回遊性を持たせた間取り。ご家族を気に使わずにお風呂に入れたり、仕事の続きをしたり。そんなライフサイクルをストレスなく送れる動線が実現しました。
初回のヒヤリングの中で、ご主人が特にこだわりを持たれていたのがバスルームでした。もともとある既製のバスタブでは大きさ的にも足りないし、つまらない。そこで提案したのが、AMAN TOKYOの客室で採用されている、大判のタイルを使用したデザイン。落ち着きのあるグレーと窓から見える植栽のグリーン。モダンジャパニーズリゾートなバスルームに仕上がりました。
担当したプロデューサーの小牧は、オーナー様の家づくりを振り返り、こんな感想を述べました。「初めてヒヤリングをした時から完成まで、お待ちのイメージや希望、こだわりがぶれることがなかった。なのであまり気を衒わず、要望を素直に受け入れ、より良いリアルな形でプランに反映した。こだわりのポイントはブレないにしても、こちらの専門的観点からの提案には、オーナー様も真摯に受け止めてくださったことで、機能的にもデザイン的にも理想的な住宅が完成したように感じます。」