注文住宅

下馬の家

面積:

64㎡

エリア:

東京都

実施時期:

2013年12月

内容:

世田谷区下馬の小さな敷地に建つ住宅である。よい立地であるが、それゆえ、面積も限られてしまうのはいたしかたない。 間口はちょうど2間。最低限必要な諸室をのぞいて、極力ゆるやかにつながった空間となるように考えている。といっても、何もしないでガランとすればよい訳ではない。大切にしたのは、適正な寸法で居場所のきっかけをあたえることだ。奥行きを浅めに設定した壁面収納。ちょうどテーブルがまとまるような天井の高低差と間仕切り壁。吹抜けに連続した大きすぎない上階とのつながり。開口の先に連続するバルコニと、その先にある直接は見えることのない外部。 こうしたちょっとしたきっかけの集合が、さまざまな暮らしのシーンでちょっとした心地よさをうんでくれていると、考えたのである。

コンパクトな空間も、立体的に広がりを確保することでのびのびとした居場所にすることができた。

空間が連続することで、ひろがりが確保されている。

キッチン側をみる。奥のほうにもまわり込む光。

正面には、こちらを向いた集合住宅が建設されていたが、直接視線がぶつからないように、開口をずらして、光と風、広がりを確保した。

ちょっとした壁と低くおさえた天井によってうまれる居場所。

壁面にある造作家具が、テレビーボードとなり、スタディーコーナーとなる。

真っ白な空間と子供。

すっきりとした外観。

この住宅事例を手掛けた建築家

佐久間 徹

建築家 / @東京都

住宅の設計は楽しいけど、難しいと思っています。 あと何十棟と設計したってやっぱり、難しい、と思うような気がしています。 変わらないのは、「家」が暮らしにとって大切でな場所であるということ。 でも、気持ちがいいとか、美しいとか、といった感覚にしても、周辺環境や家族の状況、経済的な価値観にしたって、変わっていくものです。自身、子供が産まれて「家」に求めることに変化がありました。 またこれからも変化していくと思います。 そんな複雑なことが簡単にまとまるはずがない。。 。 だから、毎回一生懸命考えて設計をしているかもしれません。

佐久間 徹さんの住宅事例

佐久間 徹さんのそのほかの住宅事例

この住宅事例に関連するキーワード