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姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築

手掛けた建築家

設計、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (居間と連なる中庭、台所、客間)

居間と連なる中庭、台所、客間

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (居間に面した中庭。居間にいながら開放感を感じられます。)

居間に面した中庭。居間にいながら開放感を感じられます。

家の中心にある中庭。居間にいながら開放感を感じられます。ウッドデッキはイタウバ。

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (中庭、イロハモミジ越しの居間。)

中庭、イロハモミジ越しの居間。

中庭から居間の眺めです。中央のガラス戸を開ければ居間と一体利用もできます。

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (中庭に面した居間。)

中庭に面した居間。

居間は引戸を介して、読書コーナー(左)と西の間(右)とゆるく繋がります。重ね透かし梁によって6mの大スパンが実現しています。

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (中庭に面した明るい回廊)

中庭に面した明るい回廊

中庭を囲う明るい回廊には、スタディコーナーや本棚や日用品のための収納を計画しました。

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (玄関とパントリー)

玄関とパントリー

左:玄関に入ると、明るい中庭が目に入ります。 右:キッチン奥のパントリー。西庭に面しています。

姉ヶ崎の家  中庭を囲うロの字形の平屋 |新築 (台所から居間への眺め。)

台所から居間への眺め。

中庭に面した開放的な居間。左側の飾り棚の下部にはFF式ガスファンヒーターが、上部にはエアコンが収納されています。

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手掛けた建築家

設計、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

千葉県市原市

費用

設計・施工:3000万円代後半

敷地面積

346㎡

延床面積

113㎡

階数

平屋

間取り

3LDK

期間

設計:19ヶ月 、施工:7ヶ月

完成時期

2018年06月

施工会社

かしの木建設株式会社

手掛けた建築家のコメント

設計、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

千葉県市原市に立つ3人家族のための住宅。夫が単身赴任のため、プライバシーは確保しながらも、近隣に対してほどよい距離感を保てるように配慮しました。東西に長い敷地を生かし、住宅と3つの庭を計画。居間や回廊に面した「中庭」、落ち着いた西側の街区へは開く「眺める庭」、通過交通の多い東側へは水回りや収納で閉じた「使う庭」から成ります。シンプルな大屋根の下に、中庭周りの回遊動線、家事動線(浴室-洗面所-家事室-WIC-寝室)を計画しました。

家づくりのきっかけ・施主の要望

プライバシーを保ちながら開放的に暮らしたい、水回りを充実させたい、収納をたっぷり、が建て主の要望でした。それぞれ、庭を生かした開放性、コンパクトな家事動線、収納の充実(玄関収納、外部納戸、パントリー、WIC)など、うまく実現できたと考えています。

この事例の見どころや工夫したところ

大屋根は等間隔で並んだ登り梁、それを受ける桁(居間は重ね透かし梁)及びそれを支える四隅の五寸角柱によって支えられています。架構は全てスギの製材。中庭を通して室内へ導かれる光を軒先で制御し、この地域特有の東西の強い風を取込めるように配慮しました。一般的に中庭型にして開口部を増やすことは外皮性能を下げる要因と言われますが、実際は外皮計算の結果以上に快適に暮らせるのでは、と考えています。

施主の感想

居間のソファに座って中庭を眺めるのがお気に入り。想像以上に明るく、風通しもよいです。お天気によって室内の雰囲気も変わり、お日様の移ろいをこれまで以上に意識するようになりました。機能的な家事動線や冬の暖かさもにも満足しています。

事例の進み方

ご夫妻とも建築士であるクライアント夫妻が遠方にお住まいだったため、基本的な打合せはメールで送った図面と電話で行いました。おおむねスムーズに進みましたが、ご相談を受けてから、プランニングには1年ほど時間をかけました。なお、契約や見学などの区切りの打合せや水回りの見学は直接お会いしています。

印象に残っていること

建て主家族と工務店選び、産地見学、ショールーム見学、家具選びなどじっくり行ったことです。採用にならなかったものもありますが、じっくり時間をかけて二人三脚で行えたと思っています。

環境などへの配慮

東西の庭と低く抑えた三寸勾配の屋根の外観が美しいまちなみ作りに寄与すると考えました。Ua値0.86W/㎡Kの外皮性能と通風(西からの地域特有の卓越風利用)、採光(深い庇・ハニカムスクリーン)に配慮した上で、暖冷房はFF式ガスストーブとエアコンで補っています。また、杉の架構、ヒノキの床、珪藻土の壁の自然素材も、数値以上の心地よさを実現するひとつの要因です。

受賞/メディア

住まいの環境デザイン・アワード2020 特別賞(一般財団法人ベターリビング ブルー&グリーン賞)
渡辺篤史の建もの探訪

パース/模型/CG/スケッチなど

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

神奈川県川崎市高津区溝口

主な対応エリア

埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 北海道 / 静岡県

上記の対応エリアは目安です。都度ご相談いただければ幸いです。
過去に設計実績のある市町村
(神奈川県)川崎市、横浜市、小田原市、座間市
(東京都)目黒区、世田谷区、渋谷区、新宿区、武蔵野市、立川市、府中市
(千葉県)市川市、流山市
(埼玉県)富士見市
(北海道)当別町、新篠津村、札幌市
(岩手県)陸前高田市

目安の金額

30坪 新築一戸建て

3,000〜4,200万円

60平米 フルリノベ

1,260〜1,800万円

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