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近年、設計というものが、カタログから既製品を選び組み合わせるというだけの行為になりつつあります。この状態をなんとか打破できないものか。出来る限り既製品に頼らず、その地域に昔からある地場産業の力を活かし、地元の加工技術と地場産材を使って建築を作ろうと考えた家。構造材や仕上げの木材には県産材の越後杉を使い、家具やキッチンカウンター、洗面器、ハンドルに至るまで、地元の職人らの力を合わせ、作り上げています。
Photo by Toshiyuki Takagi
階段を見る。桧の踏み板と、黒皮仕上げスチールの手すり。 コントラストがぶつかり合い、互いに素材感を引き立てる。 Photo by Toshiyuki Takagi
障子戸により各部屋が連続する。レイヤー状に繋がる不思議な風景。障子という昔ながらの要素を使いながら、現代的な空間を実現する。「懐かしく、新しく。」 Photo by Toshiyuki Takagi
ダイニングの隣には対面式のキッチンカウンター。 Photo by Toshiyuki Takagi
屋根梁を支える柱。構造形式がそのまま仕上げとなる。 越後杉の丸太を太鼓状に加工した棟梁。 Photo by Toshiyuki Takagi
部屋の中心には力強く屋根を支える大黒柱。 もとは神社の境内に生えていたという、イヌシデの木。 敢えて荒々しさを残して加工した。 Photo by Toshiyuki Takagi
柔かな光が射し込む寝室。壁はざらっとした表情のホタテパウダー仕上げ。 Photo by Toshiyuki Takagi
玄関戸を開けると、ガラスを通して奥に坪庭の樹々が見える Photo by Toshiyuki Takagi
玄関扉を見る。木製引き戸に黒皮仕上げのスチール引手が取り付く。 photo by Toshiyuki TAKAGI
格子戸の奥に玄関アプローチ photo by Toshiyuki TAKAGI
新潟の風景に馴染むよう、屋根勾配も廻りの街並に合わせた。瓦屋根と杉下見板貼仕上げ。新築なのにまるで昔からあったような佇まい。 photo by Toshiyuki TAKAGI