注文住宅

『Natural Angle』空間の連続・拡がりのある住まい

面積:

83㎡

エリア:

東京都世田谷区

実施時期:

2010年4月

内容:

《豊かな自然に囲まれた敷地》
南には小川が流れ、夏にホタルが飛来してくるほど豊かな自然環境の中にある敷地。
《3つの構成》
小川との距離の取り方によって3つに大別し、変形敷地に合わせた。開口を必要としない水回りは、数珠つなぎにL型にまとめ、1階の北道路側に配置した。寝室などのプライバシーが大切にされる部屋は、閉じた四角いU型チューブにまとめ、主に2階に、1階南西角から連続する形で配置した。そこにはたった5つの小さな窓しかないのだが、インテリアを白くすることで、そこからの拡散光により十分に明るい空間となっている。
残りのリビングルームは、小川のある外部と緩やかにつながる一にある。
《風道》
1階の黒いL型ボリュームと、2階チューブ状の白いU型ボリュームは、互いにかみ合うことなくズレている。その構成によって囲まれるリビングルームは、いわばUとLのボイド空間である。それは2層分あり、1階は南側へ2階は西側へ抜けている。南の小川からの涼しい風は、ここを通って西側上部へ流れる。構成のズレがもたらす環境的な効果である。
《場をつくるスカイライト》
この構成によって、1階の天井面にはズレた水平の隙間があり、そこにスカイライトがある。

この住宅事例を手掛けた建築家

遠藤政樹

建築家 / @東京都

安全で快適に暮らすための間取りと構造を追求しています。 住まいつくりは、一生に一度のものなので、とことんつきあいます。 都心の住宅が多く、鉄骨造を多く手がけています。