『Natural Cubes』立体キューブの賃貸住宅





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《豊かな自然に囲まれた敷地》
南には小川が流れ、夏にホタルが飛来してくるほど豊かな自然環境の中にある敷地。
《3つの構成》
小川との距離の取り方によって3つに大別し、変形敷地に合わせた。開口を必要としない水回りは、数珠つなぎにL型にまとめ、1階の北道路側に配置した。寝室などのプライバシーが大切にされる部屋は、閉じた四角いU型チューブにまとめ、主に2階に、1階南西角から連続する形で配置した。そこにはたった5つの小さな窓しかないのだが、インテリアを白くすることで、そこからの拡散光により十分に明るい空間となっている。
残りのリビングルームは、小川のある外部と緩やかにつながる一にある。
《風道》
1階の黒いL型ボリュームと、2階チューブ状の白いU型ボリュームは、互いにかみ合うことなくズレている。その構成によって囲まれるリビングルームは、いわばUとLのボイド空間である。それは2層分あり、1階は南側へ2階は西側へ抜けている。南の小川からの涼しい風は、ここを通って西側上部へ流れる。構成のズレがもたらす環境的な効果である。
《場をつくるスカイライト》
この構成によって、1階の天井面にはズレた水平の隙間があり、そこにスカイライトがある。
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