注文住宅

オープンテラスの家・OPEN TERRACE HOUSE

面積:

175㎡

築年数:

2010年

エリア:

東京都世田谷区

内容:

半地下に位置する2台並列ガレージの上に 屋外テラス を設け、
諸室が、屋外へと繋がり延びていく、抜けの良い空間構成。
敷地を十分に有効活用しつつ、且つ、自然を取り込みながら、
広々とした気持ちの良い空間を創り出すことを目指した。

温熱環境をしっかり区切りながらも、
視覚的に繋がり・広がる工夫を随所にこらしている。
デザインはモダンでシャープなありながら、木をふんだんに使用し、
都市に居ながらにして、自然の中の別荘にいるような内部空間・外部空間を
創り出している。

大型犬と共に生活するライフスタイルに合わせて、
快適な外部空間と内部空間の関係を工夫。
強度が高く・メンテナンス性の良い仕上げを採用しつつ、
空間のデザイン性を両立させている。

このプロジェクトのきっかけは、道路に面する半地下に2台並列の駐車ができ、その上にテラスが設けられるような、段差のある敷地を施主様は当初より探され、敷地取得後にご相談に来られたところから始まります。

施主様の要望は、2台並列の駐車ができること。その上にテラスが設けられること。北側斜線で屋根が斜めになってしまいがちなところをスクエアなデザインにしたいこと。大型犬と一緒に住めること。の4つが主要な要望でした。

特に工夫した点は、2台並列の駐車ができ、その上にテラスが設けられるようにするためのレベル調整。スクエアなデザインとするための、意匠的な処理や構造の工夫。そして勿論、内部空間に広がりが持たせられるように坪庭やテラスを持つ間取りとしたこと。

お施主様には、デザインについては初期の提案後に気に入って頂く。完成後の施主の反応については、暖かく、とても住み良いと、折に触れてご連絡頂いています。

北側斜線で屋根が斜めにカットされるところ、木貼りの2階バルコニーを突出させ、構造の細かいレベル調整をおこなうことで、ファサードをスクエアなデザインにまとめました。バルコニー全体の縦横の寸法、開口の大きさなど、全体に渡りプロポーションを細かく調整しています。

北側斜線で屋根が斜めにカットされるところ、木貼りの2階バルコニーを突出させ、構造の細かいレベル調整をおこなうことで、ファサードをスクエアなデザインにまとめました。バルコニー全体の縦横の寸法、開口の大きさなど、全体に渡りプロポーションを細かく調整しています。

北側斜線で屋根が斜めにカットされるところ、木貼りの2階バルコニーを突出させ、構造の細かいレベル調整をおこなうことで、ファサードをスクエアなデザインにまとめました。バルコニー全体の縦横の寸法、開口の大きさなど、全体に渡りプロポーションを細かく調整しています。

エントランス・玄関の先にライトコート・坪庭がありソヨゴの株立ちが植えられ、玄関からのアイストップとなって演出し、空間に奥行きを与えています。
玄関壁面収納の扉は鏡面仕上げで周囲を写し込み空間を広く見せます。また、1階は玄関土間も含めて床はベージュ系タイル、天井はレッドシダーの羽目板貼りとなっており、一続きの広々とした空間に見せています。

エントランス・玄関の先にライトコート・坪庭がありソヨゴの株立ちが植えられ、玄関からのアイストップとなって演出し、空間に奥行きを与えています。
屋外土間・屋内共に1階の床はベージュ系タイルで統一し、一続きの広々とした空間に見せています。

玄関・ライトコート・リビング・ダイニング・キッチン を、FIXガラスや引戸で仕切りながら、仕上げを統一し、フラットな、広々とした一繋がりの空間に見せています。

玄関とLDKを仕切るFIXガラス越しに、玄関からLDKを見る。黒いスチールのストリップ階段が見えている。

LDKの側面。大型犬と暮らしているため、風通しや換気を考えて、地窓と天窓を設けている。また、インテリアのポイントとなるよう、窓寸法や配置、家具のプロポーションに気を遣う。また、様々な仕上げの色や素材感についてバランスの調整をおこなっている。

一体に繋がるテラスを持つリビングダイニング。道路から少し上がったテラスからは周囲の木々を眺めることができ、都市に居ながらにして別荘にいるような、自然を感じることのできる空間となっている。左は2階への階段。

床は、犬が歩きやすいよう、ざらつきのあるタイルとなっており、床暖房がされている。床下の断熱・建物全体の断熱性能は高めに設定。

一体に繋がるテラスを持つリビングダイニング。道路から少し上がったテラスからは周囲の木々を眺めることができ、都市に居ながらにして別荘にいるような、自然を感じることのできる空間となっている。奥は2階への階段。

奥はガラスで仕切られた玄関。階段下には大型犬の犬小屋(モザイクタイル貼り)が造り付けられている。

リビングと一体的に使えるテラス。ベンチ・手洗い・犬洗い場が造り付けられている。手摺りはスチールのH型鋼と木を合わせたもの。

2階への階段。リビング空間を広々と見せるためスチールのストリップ階段とした。犬が上り下りの際に怖がらないように蹴上げ部分にパンチングメタルがはめてあり、傾斜も可能な範囲で緩くしてある。段板も滑りにくいように無垢集成材を使用している。

リビングを広々とした空間とするために、梁のスパンを飛ばしてあるため、1本必要となった独立柱を鉄パイプとすることで、目立たぬよう馴染ませた。キラッと反射するつや有り黒塗装とすることでデザインのポイントとなっている。

2階階段ホール。各部屋への扉を全て引戸とし、開け放てば視界が広がり1部屋になるような間取りとした。突き当たり寝室の収納の扉を鏡張りとして、より空間に奥行きと広がりが出るように工夫した。左は2階のリビングともなるような多目的室、右は水廻りである。

2階段ホールに面するセカンドリビング・多目的室。4枚引戸でフルオープンにして、2階全体を1つの空間として活用ができる。ロフトへのスチール梯子が見えている。

部屋の半分に吹き抜けが有り、ロフトへ繋がる。吹き抜け上の南側の大開口から明るい日射を取り込む。

格子状の引戸を全開にすると、階段ホールと一繋がりになる寝室。寝室奥のクローゼット収納の扉を鏡貼りとすることで、空間に奥行きと広がりを付加している。鏡には階段ホールと、その先に見える風景が写り込んでいる。
収納の上部中央には、壁埋め込みエアコン。

格子状の引戸を全開にすると、階段ホールと一繋がりになる寝室。
左側の窓からは坪庭・ライトコートからの光・通風が得られるように設計。
ベッドサイドの置き家具も部屋に合わせて設計。

格子状の引戸を全開にすると、階段ホールと一繋がりになる寝室。
左側の窓からは坪庭・ライトコートからの光・通風が得られるように設計。
ベッドサイドの置き家具も部屋に合わせて設計。

2階セカンドリビングから、寝室への格子戸・水廻りスペースへの引戸開口を見る。全ての戸をフルオープンにすることで、一体の部屋のような感覚になる間取り。間接照明の廻りに配された写真は施主様のアイデア。

階段ホールから、洗面などの水廻りスペースを見る。間接照明の演出。
左が寝室、右が階段、後ろはロフトへの固定階段。

北側斜線で斜めに抑えられた部分を有効に活用した水廻り。ちょうどエントランスホールの上に位置し、坪庭・ライトコートに視線が抜ける。
物干バルコニー→洗濯・室内干しスペース→リネン収納→洗面→W.C.→浴室→ライトコート という構成で一直線に風が抜けるレイアウトとなっている。

坪庭・ライトコートに面した浴室。
近隣からの視線を遮りつつ、風通しを確保している。

この住宅事例を手掛けた建築家

大坪和朗建築設計事務所

建築家 / @東京都

自然や周辺環境を常に意識しながらも、 印象的な空間・デザインを目指しています。 また、建築はデザインだけでなく、構造・仕様・環境も大切な要素です。 私達はそれらを総合的に設計し、最適な解を皆様に提供しています。 依頼主の良きアドバイザーとなり “夢の実現”をサポートすることが、 私たち設計事務所の仕事と考えています。 様々なご要望・与条件を整理し、 私たちの技術やアイデアを付加しながら、 夢に形を与えていくお手伝いを致します。 土地探しのアドバイス・設計の相談・既存建物の活用・耐震改修など、 なんでもご相談下さい。相談は無料です。

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