注文住宅

HIROO FLAT:地形への応答

実施時期:

2009年 09月竣工

内容:

裏手の広大な森を気に入った建主が2軒の賃貸長屋を造ることにした。高級住宅として南側の主ファサードでは構造法にも踏み込んだ建築デザインが要請され、住宅内部ばかりでなく外部街並みに対してもきちんとした主張を発しているかがポイントとされた。裏手の稀な森の緑を室内の各シーンに借景として取り込むもうとしている。建築の表層をコンパクトにまとめ立方体に近い塊とし、さらに断熱材で包み込んで無駄なエネルギー消費を抑えた。ドライエリアを持つ地下2階を設けたため、外部の温熱環境にあまり左右されない内部空間を全体の半分近くにまで至らしめている。コンパクトシティ実現のための町屋プロトタイプを出現させたと考える。

ガラスブロックから燦々と光を取り込むとともに間接照明により道行の楽しさを演出している

左手に立体タイルスクリーンが見えている

この住宅事例を手掛けた建築家

渡辺純

建築家 / @東京都

プロジェクトに対する施主要望を徹底的に理解しようと努めます。機能性、経済性は絶対条件であるとの認識を基に住まいとは住み手にとってかけがえのないものであり、家族の一人一人が歴史の一ページずつをそこで確実につむいでいって欲しいと感じ気持ちを込めて設計します。 10年間のアメリカ生活の経験によって「豊かな、そして楽しむ住まい方とは」をことあるごとに考えさせられました。日本においてもかけがえのない施主の方と出会うことによって、一緒にアイディアを出し合い工夫を重ね、竣工に至らしめたいと考えます。出来上がりには必ずや十二分に御満足いただけると考えます。

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