段差を繋ぐ家 (ダウンライトの灯ったLDK)

ダウンライトの灯ったLDK

段差を繋ぐ家 (広さを感じる吹き抜けのあるLDK 1)

広さを感じる吹き抜けのあるLDK 1

段差を繋ぐ家 (広さを感じる吹き抜けのあるLDK 2)

広さを感じる吹き抜けのあるLDK 2

段差を繋ぐ家 (各階を繋ぐオープン型階段 1)

各階を繋ぐオープン型階段 1

段差を繋ぐ家 (各階を繋ぐオープン型階段 2)

各階を繋ぐオープン型階段 2

段差を繋ぐ家 (各階を繋ぐオープン型階段 3)

各階を繋ぐオープン型階段 3

段差を繋ぐ家 (各階を繋ぐオープン型階段 4)

各階を繋ぐオープン型階段 4

段差を繋ぐ家 (階段とバルコニーを見下ろして)

階段とバルコニーを見下ろして

段差を繋ぐ家 (モザイクタイルでアクセントされた洗面エリア)

モザイクタイルでアクセントされた洗面エリア

段差を繋ぐ家 (カラーガルバリウム鋼板の外観)

カラーガルバリウム鋼板の外観

段差を繋ぐ家 (明かりの灯った外観)

明かりの灯った外観

段差を繋ぐ家 (カラーガルバリウム鋼板の外観 (夕景))

カラーガルバリウム鋼板の外観 (夕景)

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用途

自宅

所在地

北海道札幌市

延床面積

72㎡

高低差を持つ敷地に建つ小住宅です。
生活に必要なスペースを極力コンパクトにまとめ、夏涼しく冬暖かく省エネルギーに心地よく永く使われる住まいを目指しました。

当初お施主様は数社のハウスメーカー・工務店にプラン・見積もりを依頼し打ち合わせを進めていましたが、それぞれコストは明快、また施主側の言う通りに図面が進みましたが、提案性がなく「住まいづくりが本当に敷地なりの、要望なりの住まいで本当にいいのか」という気持ちをぬぐえず、じっくりと納得いく住まいを作るためご依頼を頂きました。
敷地は南北に長い広い土地で敷地を東西に分断するように1.2mほどの高低差を有しています。
ハウスメーカーの案だと多くが敷地の高い所に建築し外階段を設ける案か若しくは敷地全体を掘り下げ平坦にしてから住まいを建てるという案でした。前者は寒冷地で冬期間凍りつく半階に近い階段を上り下りせねばならず、後者は土留めなどの土工事で住まい以外にコストがかかりすぎていました。

そこで、段差のある敷地を無理なく生かす方法を検討をし、低い地面に玄関を作り靴を脱いでから内部でゆったりとした登りやすい階段で半階程の高さを上がると主階であるLDK+寝室エリアが広々と広がるプランとしました。
1階の下に潜り込む高基礎空間は1.4mの高さの納戸スペースとして有効に利用します。
それによって建物をは段差をまたぐ東西に細長いボリュームとし、南側を広く開け、大きな庭と駐車スペースをゆったりと配置しています。
LDKは大きな掃出しのガラスで広い南庭に正対し、庭の広さもリビングの一部として感じられる事で室内床面積以上の広さ感を感じます。
庭いじりがご趣味のお施主様にとり庭も一つの生活の動線であり、リビングと庭がごく自然に連続していることはこの住まいにとって大切な事でした。

LDKから階段で上がる途中の踊り場は1.5階に位置するバルコニーとなり、丁度道路向かいの建物間から遠景の山々が望める場所を敷地調査で実測し設定しました。掃出しの大きな窓と斜めに切り上げたバルコニー天井により、階段を上る斜めの目線は空へと清々しく抜けます。

メインの空間には上記の抜けの他、小さなアルコーブ(凹み)上の納戸や猫スペースを付帯させることにより、各空間ごとに見え隠れする空間を作ることでその先を想像させる事を意識し、コンパクトながら豊かな空間性を感じられるように考えています。

ゆったりとした段差が敷地段差から意志付けられた4層をスキップフロア状に繋ぐこの小さな住まいは、ご家族のライフステージに対し、本当に何が大切なのかを一緒にじっくりと見つめなおすことで結実した計画です。

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この事例のコンセプト

手掛けた建築家

富谷洋介

富谷洋介

富谷洋介建築設計は北海道札幌市を拠点とする建築設計事務所です。 建築設計とは、ものづくり、場所づくりと捉えられがちです。 しかし、本当は私たちが設計しているのは物ではなく、そこで流れる時間であったり、生まれる出来事のきっかけなのです。 私たち人間の心は今まで起きた出来事によって形づくられており、そしてこれからもそうです。 心を動かす、いつも気持ちの良い心にしてくれる素晴らしい空間とは、そこを使う人たちのことを想い、繰り返し反芻することから生まれます。 一緒に考え、そこにしかない誇りになる居場所を創りましょう。

所在地

北海道札幌市北区新川五条16丁目4-8

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富谷洋介

建築家 / @北海道